人を幸せにする人になろう
- 日々の雑多な感想や記録を書き留めていくことにします―2008年6月~―
14日、放散虫写真展→加古川
◆まず14日は、11時に今井町に行き、カレーを食べる。15時に大阪本町のフジフィルムのギャラ リーで放散虫の写真展があり、新潟大のM先生のギャラリートークがあるので聞きに行く。最近、放散虫の絵本が刊行され、それに使ったマリアナ海溝で採取した放散虫の電子顕微鏡写真の展覧会だ。M先生は、世界的権威なんだが、普及活動も活発にやっている。話も平易に面白かった。
◆放散虫は動物性プランクトン?。骨格がガラスなので、死んだら海底に沈んでいく。ほかのもの はガラス質でないので分解されてしまう。なので海底には放散虫の死骸ばかりが堆積する。これが固まったのがチャート。1970何年かに、深海探査機でマリアナ海溝の下り斜面で1個の石が採取された。この石から、多くの基準となっている放散虫化石が採取されたのだとか。しかしモノは小さく、1個の石にも膨大な数が含まれており(というよりダラケ)、実際に石を砕き溶かし、取り出した化石はまだまだわずかなよう。ジュラ紀と白亜紀で、ある種?の形態変化による3時期のものが示されていた。それを見ながら、実際には同一母岩に累積しているなかで、A→B→Cという順番をつけるのは型式学か、と考えていた。考古学でもそうですが、実際には、判明しているこれより古い時期のもの、新しい時期の形態から、CBAでなくABCであると考えるのでしょうか。
◆放散虫については、うちのミュージアムの展示で取り扱う予定。
◆放散虫は動物性プランクトン?。骨格がガラスなので、死んだら海底に沈んでいく。ほかのもの はガラス質でないので分解されてしまう。なので海底には放散虫の死骸ばかりが堆積する。これが固まったのがチャート。1970何年かに、深海探査機でマリアナ海溝の下り斜面で1個の石が採取された。この石から、多くの基準となっている放散虫化石が採取されたのだとか。しかしモノは小さく、1個の石にも膨大な数が含まれており(というよりダラケ)、実際に石を砕き溶かし、取り出した化石はまだまだわずかなよう。ジュラ紀と白亜紀で、ある種?の形態変化による3時期のものが示されていた。それを見ながら、実際には同一母岩に累積しているなかで、A→B→Cという順番をつけるのは型式学か、と考えていた。考古学でもそうですが、実際には、判明しているこれより古い時期のもの、新しい時期の形態から、CBAでなくABCであると考えるのでしょうか。
◆放散虫については、うちのミュージアムの展示で取り扱う予定。
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プロフィール
HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。