人を幸せにする人になろう
- 日々の雑多な感想や記録を書き留めていくことにします―2008年6月~―
2022年2月18日、白髪山古墳の立入り観察
◆阪神高速大和川線のおかげで、白髪山古墳横の駐車場に12:30くらいには着く。日歴協の 陵墓関係見学会要員の役を仰せつかっています。東京が中心なので、参加できない場合に大阪のわたしが行く。むろん日程があう場合だが。大歴の陵墓担当からは完全に離れています。
◆2段築成なんでしょう。かなり墳丘が改変されているよう。1969年に宮内庁の調査で、濠底、下段の葺石、テラスの埴輪列、上段の裾が検出されているらしいが、未報告。陵墓の護岸工事前の調査をするようになっても、成果を紀要に報告することが定型化する以前なんだと思う。白髪山については、このいちばん重要な成果が未報告なので、いまの墳丘が客土がかなりあり、調査区の深い位置で葺石が検出されているのか、テラス面にしても現状は起伏が多いが、どのくらいの深さで埴輪列が出ているのかわからない。したがって、現状の墳丘をどう考えるのかという場合の、もっとも大きな手がかりについての情報がないわけだ。
◆それにしても、新聞やテレビの関係者が1名というのは寂しいですね。ほとんど関心を示されていないということなんでしょう。
【写真】北側面。手前が前方部、むこうが後円部。さて簡単なレポートをまとめなければならない。
◆2段築成なんでしょう。かなり墳丘が改変されているよう。1969年に宮内庁の調査で、濠底、下段の葺石、テラスの埴輪列、上段の裾が検出されているらしいが、未報告。陵墓の護岸工事前の調査をするようになっても、成果を紀要に報告することが定型化する以前なんだと思う。白髪山については、このいちばん重要な成果が未報告なので、いまの墳丘が客土がかなりあり、調査区の深い位置で葺石が検出されているのか、テラス面にしても現状は起伏が多いが、どのくらいの深さで埴輪列が出ているのかわからない。したがって、現状の墳丘をどう考えるのかという場合の、もっとも大きな手がかりについての情報がないわけだ。
◆それにしても、新聞やテレビの関係者が1名というのは寂しいですね。ほとんど関心を示されていないということなんでしょう。
【写真】北側面。手前が前方部、むこうが後円部。さて簡単なレポートをまとめなければならない。
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プロフィール
HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。