人を幸せにする人になろう
- 日々の雑多な感想や記録を書き留めていくことにします―2008年6月~―
23日、堺市の現場
◆百舌鳥古墳群の委員会。なんとか古墳、何だっけ。筒井さんの家のところ・・・。この筒井さん、鏡をもってはって、市博で連絡先をお聞きし、昨年、一度、電話したのだが、お手伝いさんにケンもホロロにあしらわれ、それっきりになっていたのだが、実は、いま堺市が掘ってるのが筒井さんの土地で、なんとトンデモナイ屋敷なのである、これが。まあ、知っている人は知っているよう、一瀬さんもよく知っており、所蔵のいろんな資料を調査することがあったらしい。
◆まあ、すごい屋敷である。和泉市の合同調査で近世に庄屋さんだったお宅にうかがうことがあるが、筒井家はちょっと格が違うくらいデカイ。外からだけだが、まあ塀の長いこと。平野屋新田会所みたい。それでも聞いてみると、国の重文にはちょっとならないんだとか。
◆そう古墳、葺石も埴輪もちゃんと残っています。現場を見ながら思ったのは、土層を見たりする能力が、現場をしばらくやっていないので落ちてるんではないか、というもの。一度、一定程度までいくと、あんまり落ちないのかもしれないが、この石たちをどう思うか聞かれた時、なんとなくぼんやりしていて確信のようなものがないのだ。自分が掘るとなれば、決断してはずすものははずす、残すものは残さないといけないわけだが、そうした切実さを長いことやっていないゆえに、むろん自分で掘っていないからではあるが、ぐらぐらしているように感じた。
◆まあ、すごい屋敷である。和泉市の合同調査で近世に庄屋さんだったお宅にうかがうことがあるが、筒井家はちょっと格が違うくらいデカイ。外からだけだが、まあ塀の長いこと。平野屋新田会所みたい。それでも聞いてみると、国の重文にはちょっとならないんだとか。
◆そう古墳、葺石も埴輪もちゃんと残っています。現場を見ながら思ったのは、土層を見たりする能力が、現場をしばらくやっていないので落ちてるんではないか、というもの。一度、一定程度までいくと、あんまり落ちないのかもしれないが、この石たちをどう思うか聞かれた時、なんとなくぼんやりしていて確信のようなものがないのだ。自分が掘るとなれば、決断してはずすものははずす、残すものは残さないといけないわけだが、そうした切実さを長いことやっていないゆえに、むろん自分で掘っていないからではあるが、ぐらぐらしているように感じた。
- << いくつか図を
- HOME
- そう22日には和歌山大学へ行った >>
プラグイン
カレンダー
カテゴリー
フリーエリア
最新コメント
最新記事
(02/05)
(02/05)
(01/27)
(01/16)
(01/13)
最新トラックバック
プロフィール
HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。