人を幸せにする人になろう

『幸せのメカニズム』

◆という新書を読みました。4つほど因子があるようですが、自分の場合、4つ目がまだまだのよう  です。ですが、こうしたメカニズムを知ることで、4つ目の因子を高くするためにどう心がけ、行動すればいいか、という対策もできるわけです。
◆学問的には、新しいということがよくわかります。

原発

◆絶対に原発をやめない。核武装したい。が、廃炉に、使用済み核燃料の保管に、どれだけの額がかかるのか、絶対に正確に試算することはない。将来にツケをまわし、ブロック電力会社の儲けを確保する。フクシマにしろ、もんじゅにしろ!。
◆太陽光が全面的にいいとは思わないが、かなりの電力比率になってきている、原子力がなくても電力は足りているのに、稼働を止められないから、電力を買い取らない・・・。なんでこんなバカなん。答えは出ていても、やめない、見直さない。名声、金、それで何をするのか。いい家、いい女、いい車、トランプと同じ成金の、金の使い道はそんなところでしれたもの。地球のために、人間のために、平和のために、みなを幸福にするために金を使うことなど、金輪際考えない為政者、政治家、なり上がりの金持ち。人間として尊敬される立派な人物になるとか、理想の実現をめざすとか、貧困をなくすとか、そんな気はまったくない・・・。

消費税10%

◆来年10月からですか。ヨーロッパでは食料品などと、嗜好品・高級品などの税率区分をやっとるわけでしょ。高級な時計とか、宝飾品とか、服とか、車とか、家屋とか、そんなんは消費税50%くらいにすればいいのである。逆進性をなるべく緩和する対策の上での10%、これは誰が考えても明らか。再分配なんて、ち~とも考えてません。
◆一方、金融商品の税率は上げない、のだそうだ。金をもっていて、株とか先物とか、ころがして利益を得ようとする行為にともなう消費税とか、もっと取ったらいいのだ。
◆金持ち・大企業の優遇。票田であり、政治資金も貢いでくれる、そっち優遇。こういう政治資金は、収賄とちゃうの。巨悪ほど合法的である、というのはこのことですね。どこかの公務員が入札価格をもらして数十万円を受け取ったと、断罪されているわけです。が、税を上げんといて~と自民党などの政治家に金を渡したらそうしてくれるわけです。経済が冷え込むとかなんとか言って。これ、億・兆の話である。

「0勉」って知ってますか

◆学校に行く、授業に一応は出る、この拘束時間以外、一切勉強しないこと。高校生で半分強だったか。小学生の0勉は少なく、中学校、高校と高くなる。方や、学校の先生は、いろんなことをやらされ、書類も書き、疲弊している。こないだ、過労寸前の人が多いという新聞記事があった。
◆ほんとは逆、小学生こそ、無限の時間があり、塾など行かず、自然のなかで過ごすことが大事。カミさんいわく、小学生に必要なのは時間と自然!。で、外界のさまざまなことに興味をもつ、関心の芽を育てるというのが大事なんでしょう。だんだん、中学生、高校生と、自分の原型ができてきて、それぞれやらされるのではない学びをするようになっていく、これがあるべき姿。だんだん勉強するようになっていくべき。それが逆なわけです。
◆小学生時代に、まわりのものを飽きずにながめ、いろんなことを目にして感じたりする、という時期に、そういう外界に触れる時間をなくし、いろんな関心の芽が芽吹くことが阻止される。これにはゲームの影響も大きい。そして、中学校、高校と、次第に自分の好きなもの、面白いと思うものなどが育っていき、勉強するようになるべきところ、逆に、ぜんぜん勉強しなくなる。一方で、先生もまったくフォローする余裕がない。
◆こうした真逆が進行し、それを持ち直させべき学校の体制もまた逆、という事実はデータから明らか。これを放置する文科省。義務教育は国の義務、だが教育も自己責任と、義務を放棄している。

微動アレイ探査

◆というのを、同僚N氏の継続する豊臣大坂城の調査で、こないだの10月 16日に実施しました。応 用地質さん、です。この前のサウンディングでは(2日のうち1日だけの参加でした)、豊臣の本丸に食い込んでいる空堀を、けっこう捉えることができました。
◆これらの成果は12月15日の研究会で発表される予定です。

兵庫県の埋蔵文化財調査

◆2011年に、まちづくり技術センターというのが公益財団法人化され、2012年に埋文がこのセンターに移管されたのですね。恥ずかしながら、ち~とも知りませんでした。いま市町村は、かつて事業量が多い時期にいくらかできた財団も、直営に戻しているところが多くなっている。市町村は基礎自治体として、行政の1部門として、環境が良いかどうかは別にして、行政の仕事として発掘している。それに対して広域の都道府県は、やはり大規模調査の処理機関という意味が大きいということか。

文化財の活用、その前に

◆文化財の「活用」、あまり好きではない言葉ですね。では何といえばいいのだろう。すぐには出てきませんが。
◆20世紀までの緊急調査に追われる埋蔵文化財保護から、21世紀的な把握・管理・活用ということが叫ばれて久しい(1990年代後半)。現代社会における地域の拠りどころにということは、地域社会の持続のためにも正しい方向だろう。その一方、20世紀的ではあるが、工事で遺跡が壊されるのに、ノーチェックというのであれば、順序が違うだろうとも思う。両者はだいたいパラレルで、ちゃんと開発対応をちゃんとやっているところは活用もやっていると思っている。そうでもないのに、活用・活用と言っているところも、あるんでしょうね。やってこれなかったことが、活用をやってれば、それでよし、ということになってはいけないだろう。遺跡を壊す工事について、むろんその内容で対処もいろいろあるとはいえ、一定規模のものは、せなあかん。それができなければ、体制を整えるべし。できないのに活用だけやるな、これも正しいと思うわけです。
◆兵庫県のある市の話を聞いて愕然とした次第。

久留米

◆行ったことはありません。カミサンが学会で行っておりまして、話を聞かせてくれました。お城 にも行ったそうです。有馬氏というのが17世紀前半に入部して幕末までいたそうです。記念館というのがあるらしく(ブリジストンが建設・寄付。大きな工場があるそうな)、その入館者用の配布リーフレットを見ると、播磨の赤松氏だそうな。それが有馬郡に入封され、三田城に入り、福知山城を経て、久留米にきたそうです。筑後川の川べりに城跡があるが、タクシーの運ちゃんも「何にもないで」と。で、実際、人は2人くらいだったとか。元に比べれば、本丸のまわりは変わってしまっているのかもしれません(スマホの画像で城跡を一応確かめました)。が、写真では立派な石垣と水掘も残っているところは残っている。
◆市民がみな、何にもない城跡と思っているようだ。確かに古城とは、そんなものだったのかもしれない。しかし、久留米は、市町村制の最初の50いくらかの市のひとつだそうで、それだけ筑後地域の中心だったわけで、それは有馬の殿さんの城下町が原点なんだろうし、自分たちの住む久留米市の歴史・文化の原点みたいなもんであるはずだ。が、なんとも思われていないらしい。

やっとこさ改新の原稿を書き上げました

◆疲れました。
◆事務処理能力なく、後片づけがついていないものが累積していきます。やれ外国の大学との協定に基づく昨年の交流実績の数字を出せだの、来年の共通教育の時間割を出せだの、次は専門科目の担当者を出せだの、といったものは、〆切日が翌日ぐらいまでに何とか出し、と。メールが・・・。処理済みのは消していくが、未処理のものが累積していく。すぐに対処が必要なものは、何とかこなしているが、後回しにしてもいいと思ったものは、その後の堆いメールの山の堆積で、下へ下へと押されていき、そのまま沈殿している。
◆まあ、ぼちぼちと。ブログはペースメーカーでもるのですが、遠ざかっております。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
61
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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