人を幸せにする人になろう

なんとか

◆N先生が前方後円墳の設計原理に迫っている。最初の頃から、これに学び、自分の2系統の説明もつけられるのではないかと思っていた。岡山・造山は興味深く読む。作山になるとちょっと・・・、で、上石津ミサンザイはダメだろうと。下段の理解、尺度があまりにも23㎝より大きい。違和感が大きかった。
◆斜面の寸法を、角度を含めて、定めていく方法をN先生は見つけた。が、全体の寸法が与えられ、それをどのように割り付けるのか。後円部、接続部、前方部。一定の伝統の上に大枠を算出しつつ、N先生の指摘の通り、それに見合うように単位を決める、というのはおそらくいいのだろう。が、そっから先は、いろんな調整が入ってくるように思う。
◆いずれにしても、OP値が1.5が基準で、1.25と1.75もあるということになり、これすなわち前方部 の長さなので、ここらへんに2系列を解く鍵がある、ということは推測できた。要するにOP値設定の設計伝統の違いということが検証されればよい。上田宏範先生の6:1:3は重要でしたね。主系列は12:3:6、副系列は12:2:6(6:1:3)、ということで説明できるとの見込みをえた。
◆とはいえ、まだまだ。ひとまず上石津ミサンザイの、N先生とは異なる設計案を示しておきます。むろん、副系列です。尺度は23.1㎝です。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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