人を幸せにする人になろう

再度、日本学術会議問題

◆今回の問題で、ある件でメールしたものです。
◆全体の論調への違和感として、
学問の自由への侵害との主張は、
違うのではないか、かつ、一般の理解を得られないのではないか、
と思っています。
さすがに戦前のように、学説そのものへの介入がなされたわけではない。
加藤陽子先生も、研究上、やりたいことが制約されているわけではない。
学問の自由の侵害というのは、事実として違う。
また学問の自由というと、
それは上級国民の話、われわれには関係ない、となりがち。
問題は、思想・信条の自由を侵されている、ということ。
政府や与党に対し、
意見をいう、反対する、行動する、モノを書く、
それに対して内閣は嫌っているわけです。
どういう分野の研究をしようと、
個人として、安保法制に反対だとか、原子力に反対だ、とか、
そういう考え方をもつことは憲法に保障されて自由なはず。
今回の問題は、そこを侵す話だと思っています。
内閣府がテレビの司会者やコメンテーターの発現をチェックしている、
という報道もあったところだ。
これは国民全体におよぶ思想統制につながる問題だ、
そう考えています。

プラグイン

カレンダー

04 2024/05 06
S M T W T F S
2 4
8 9 11
12 14 15 16 18
20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

カテゴリー

フリーエリア

最新コメント

最新トラックバック

プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

バーコード

ブログ内検索