人を幸せにする人になろう

山城郷土資料館の三角縁

◆定年退職にむけてというより、あと2年半で森之宮に引っ越しなので、少しずつ部屋のブツを 片付けている。京都教育大学に「椿井」出土という三角縁神獣鏡片があることを、1989年1月7日に(豊中であった埋文研の時)、高橋美久二さんに教えられ、その後実見し『京都考古』に紹介した(53号、1990年1月刊)。1月14日に京教に行っている。めっちゃ早いですね。M1には時間があるんだ。というか、高橋さんがすぐ動いてお膳立てをしてくれたのでしょう。一緒に行ったのだろうか、記憶は定かでない。この関連ファイルを片付けたという次第。
◆で、同じ日に山城郷土資料館に行っている。京教のあと資料館なんだろう。文学部博物館での三角縁の展示準備を進めている時期で、京大の外区片を、山城郷土資料館にある破片とくっつけている。ヨシクニさんは写真から接合するとみていたのでしょう。資料館側としても、4月11日から椿井展をやる京大側としても、ともに確認しておきたいことで、ヨシクニさんがセッティングしたのであろう。
◆ものの見事に接合し、両者をあわせた写真を、ヨシクニさんが資料館の写場でブローニーで撮影したことを、オボロゲに覚えている。この写真が椿井の図録に使われている。山城郷土資料館の破片は、右側に赤鉛筆で塗った部分。翌日にメモを残していますね。これらはまったくの外区片で、同笵関係はわかっていない。当時、同笵を探そうとしたのではと思うが・・・。
◆なお、1987年に井手町で外区片が採集され、都出先生のスケッチをヨシクニさんにもらっている。なんでも川の土手で拾ったという話だったような・・・。その後2011年に、ネットからダウンロードした、この破片の画像をプリントしている。プリントした時のことはまったく記憶がないが。これは特徴ある外区なので、同笵関係はわかりそうなもの。いま、2000年の『大古墳展』図録を見ると、目録番号46同笵鏡番号27の3面のうちM15に接合するらしい。
◆これら所蔵関係は固まってしまっているが、接合して、まとめられないものですかね~。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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