忍者ブログ

人を幸せにする人になろう

過去の遺産

◆正月に帰ったときに、ベランダに遺物があるというので、何かいなと思い取りに行く。その手前の段ボールに、昔のノートやスクラップなどが入っていました。そして遺物の入った箱がひとつ。遺物の方はチラとしか見てませんが、いろんな石器や土器やらの破片が詰まっているようです。最初にサヌカイトの石鏃を拾って感激した、あの1点も入っているのかもしれません。加古川の西山大塚というのが円墳だったか、そこの埴輪もありそうです。またいずれ。
◆どちらかというとノートの方がなつかしく、眺めました。どのくらいだろうか、15冊くらいか。浪人中の受験勉強ノートです。数学のノートを見ると、ちゃんとやった日付が全頁に書き付けてあり、実に美しいノートです。息子や娘のノートより、よほどキレイです。きちんとしてたんですね。ちなみに世界史のノートは、カミさんが1990年に大学に入り直す受験勉強の時に貸しました。何回か書き直しをやって、最後のいちばん整ったものを持っていったんだろうと思います。
◆スクラップ。高校の時の考古学とその周辺の新聞記事の切り抜きを貼り付けたものが4冊ほどでてきました。白神さんが玉7で石製合子を拾ったという時の記事もありました。これなんぞ、当時からずっと覚えていました。感動的なのがノートですね。いまと違い、コピーはそう出回っていないので、たとえば地図とか遺跡分布図とか、石室の図面とか、いろんなものを方眼のノートに手で写していました。がりばん刷りの西条古墳群の概要報告も、手で写しています。そんなことをやっていたんですね。
◆まあ、昔話はこのくらいにして、ぼちぼちと仕事にとりかかろう。
PR

プラグイン

カレンダー

04 2025/05 06
S M T W T F S
7 8 9 10
11 13 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

カテゴリー

フリーエリア

最新コメント

最新トラックバック

プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
61
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

バーコード

ブログ内検索