人を幸せにする人になろう

2024年11月6日 玉3と貝吹山

◆玉手山3号墳のある柏原市老人福祉施設の中庭に保存した古墳があり、玉3の測量杭のデータを求められた。お金がなく、局地座標で測量した。その後、玉1の報告書の際、国土座標の基準点測量を業者にやってもらった。玉1は柏原市が測量しており、それを再トレースして使ったが、コンクリートなどの不動点を国土座標に落とし、1号墳・2号墳の測量図を国土座標に位置付けた。
◆業者の基準点は、玉1と玉3の福祉施設内に各1点。それで1号墳の測量をしたわけだが、玉3の図を国土座標に落とし込む測量をやったかどうかが不確か。測量概報の時に、国土座標に位置付けたと書いてあり、国土座標を切ってあるが、この根拠がわからず、数字を見ると間違っているとしか思えなかった。20年前のことはほとんど覚えていない。業者の基準点測量はそれよりあと。そのあと、玉3についてもやったと思い込んでいたが、どうもそうではないらしい。メモ図があって、国土座標らしき数字も見えるが、これも?。やった方がいい。ほんというと、お金を出して、測量杭の2本に国土座標を落とすのがよいのだが、すぐは無理。なので出撃することとした。さいわい水曜日の2限の授業がなくなったので、研究生K君と現地に向かう。
◆玉1バックサイト。施設内に本体。玉3墳頂部の杭にそこから落とせばいいのだが、発掘からもずいぶん経過し、樹木がうっそうと茂り、無理。なんとか、墳裾あたりと後円部斜面の2本の測量杭を見出し、それを国土座標で測り込んだ。近い2点で、それだけで回転させるのは怪しいが、それは仕方なし。なんとかそれをやり、柏原市の調査区も測り込んで、昼に撤収した。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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