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人を幸せにする人になろう

それから

◆京奈和で戻り、昼飯。背山の横の24号線沿いのいつもの店。日本の縮図みたいなところ。土日、 うちと同じように田舎を出て行った者が戻り、外に食べに行こうか、と同じようにここに集まってくる。高齢者の比率は70%くらいでしょうか。すこぶる天気よく、窓から紀ノ川そして南岸の風景を1枚撮る。
◆そのあと、かつらぎ町の趣味的な喫茶店。前から一度、と何度も通りながら行っていなかった店に立ち寄る。前にかつらぎ町のいろんなパンフレットみたいなものを手に入れており、いろんな店があり、両親だけではそういうところに行くことがないので、できるだけ初めてのところに足を運びたいと思っている。
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2018年3月17日、わかやま歴史館

◆ここも前から行きたかったもの。ほんとは、両親を連れだしてどこか足をのばし、昼ご飯を食べ て帰り、そのあと、カミさんとお城をゆっくりまわり、雑賀の町並みも、と思っていたが、朝早くに出たので、根来のあと、和歌山城まで行ってしまう。
◆学芸員のSさんがいるかなと思っていたら、建物の前でだれかの出迎えをしていたようで、いきなり顔をあわせる。足の悪い岳父は外で待っていて、結局はカミさんと2人で見学。展示室は2つあり、ひとつが和歌山城の歴史で、他方が有吉佐和子やら松下幸之助やら、南方熊楠など、県下の湯名人を取り上げた展示室となっている。どうしても待たせているので、足早にさっと見ただけ。これはよくないですね。行っただけ、に近い。入り口にビデオがあり、途中からだが見る。天守閣の再建に取り組んだ藩主に焦点をあてる形で、和歌山城を概観するものだったのかな。でも終盤に近いところだった。再建された天守は、1945年に焼失する。岡山城と同じですね。VR。
◆覚えているのが、陸奥宗光の2番目の奥さんがめっちゃ美人だ、ということくらいなのは情けない。が、写真を見ると美貌なんです、これが。前日の夜、歴史秘話ヒストリアで、平民宰相だれだっけ、2文字の人、岩手県人、、、。そう原敬のことをやっていて、原が外務省に努め、陸奥宗光と条約改正に取り組んだ、というのをちょうど見たところだった。

2018年3月17日、和歌山

◆この土日、久しぶりに実家巡りをしようとするも、加古川の方は金・土と家を空けるようなの で、今週は和歌山だけとする。金曜日の夜に入り、1泊、翌日、カミさんの両親を和歌山方面に連れ出す。
◆一つ目は一乗閣、旧和歌山県議会議場。例の根来の西を限る南北尾根に移築したもの。和歌山県が解体、修理、移築。そして重文指定。岩出町が管理している。まあ、なかなか立派です。こんなものが全国でどこまで残っているかはよく知りませんが。一画では展示もある。貸会場としても使えるとのこと。だだっ広いホール。音楽会とか、いろんな催しで使いうるだろうが、どれだけ機能するだろうか。とても丁寧に対応いただいて、車いすを借りて、一周した。
◆建造物としていいものだし、利用が図られるのはいいことである。が、まずはどれだけ見学者を 集められるかですね。隣に道の駅を設け、根来歴史資料館も併設している。根来寺を見学する際には、その見学コースのひとつに組み込まれるだろうが。
◆でもやはり、根来の景観を壊してまでここに移築する必要はないだろう。和歌山市に再設置するべきでしょう。一画には発掘調査の看板もあった。
◆根来の活性化は、根来寺遺跡を軸とするものであるべきことはいうまでもない。
◆根来歴史資料館もちゃんとした展示施設だが、現境内地の駐車場脇にあった岩出町の展示施設はどうなったんだろうか。これも残存?。そこまでは足をのばさなかったが。

2018年3月15日、高槻市

◆学内の面接(サブ)に従事する予定だったのですが、高槻市の会議が入り替わってもらう。安満と闘鶏山のふたつが議題。ナブンケンセンター長、文化庁の埋文主任調査官、高松塚の壁画室から2人が出席。
◆そのあと、記念物課が解体される話や、文化財保護法改正の話、文化庁の京都移転の話などを聞く。

2018年3月11日KR研

◆立命朱雀キャンパス。久津川に参加してくれた学部生、立命のK君はN県T町に、近大のS君はO府S市に、奈良大のIさんはO府F市に、それぞれ就職が決まった。いや~、うれしいですね。

大阪文化財研究所続報

◆3月9日の大阪市議会の教育こども委員会で、研究所にかかわる質疑があり、動画が公開されているので紹介します。
http://www.gikai-web.jp/moviefile/w_h30/20180309kyo3.html
◆20分20秒くらいからです。

京都府埋文情報

◆昨日、Sさんからいただいた。亡くなった樋口隆康先生について寄稿したものが掲載されている。 ぱらぱらやっていると、冒頭に2016(H28)年度の京都府下の発掘調査について、旧石器時代から新しいところまで主だった成果をまとめてくれている。雑誌の学会動向のように、都道府県単位で、1年の主要な調査を概略まとることは、とてもいいことですね。近畿でどのくらいやっているのかわからないが、広域自治体として府県でこうしたものを適切な媒体でまとめてくれると大変ありがたいと思う。

2018年3月13日記事

◆1週間後に安倍内閣が倒れればいいのですが。政府の長、その妻が、これから新設し許認可が必要 な案件、予定地として国有地を取得しようとする案件、ほんとに心情的に共感しても、こういうものに関与すること自体が不適切。安倍の発言も「許認可や土地売却に直接かかわったわけではない」と言い逃れようとするだろうし、それを証明することは難しいのだろう。
◆死者がでているのは重い。これからも出るかもしれない。政府を守るために死ぬことはありません。近畿財務局側は、本省の圧力に屈し、いやいや応じ、これがあくまで特例的ということを決裁文書に残したのだと思う。なので、それを書き換えろという要請にやりたくはなかったが、そうも言ってられないので折れた、と。
◆なぜ特例的なのか、どこが特例的であったのか、役人よ、発言せよ。
◆カケも同じ構図ですね。ただ特区という政府側の判断がシステムとして認められている枠組みであっただけで、同じことである。

樫原宿

◆天皇の杜古墳にしか行かない。昔、一本松古墳とかもうひとつなんだっけか、探しに行ったこと もあったように。でもいまは宿場町の方に興味がある。こんなん、ぜんぜん知らなかった。もう年だし、外国に行きたいとも思わないし、日本のなかでも機会があれば遠いところにも行ってはみたいは、基本は近場にいいものがいっぱいあるという発見を重ねたいものです。

新聞広告を見て

◆買ってみました。小樽、伏木、三国、宮津、鞆、塩飽、坂越、室津などで資料館で見た。現地、そんなに足を運んでいないが、興味あります。昨日 も丹後の話を聞くと、宮津というより、丹後由良とのこと。勉強してみよう。
【追記】帰りの電車でざっと見る。いや~、行きたいところだらけですね。
◆14日、博学の会議に出たが、終点としての大阪ではどうだったのだろう。難波の海の時空間では展示があったんでしょうね、覚えていないけど。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
61
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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