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人を幸せにする人になろう

ついでに大学史のシンポのちらしも

◆博物館実習展で、文系は「戦争と市大」みたいなテーマでやる。商大事件という治安維持法での 検挙を柱とするが、商大創設から、滝川事件で京大をやめて、末川博と恒藤恭を商大は迎え入れる、そのことにも触れることになっている。
◆商大事件については、論文を3本ほど読み、すこし勉強している。結局は治安維持法のどこの違反とみるかが裁判の総点となり、国家転覆罪は適用されなかったと記憶する。ちなみにこの事件、こないだNHKの番組で放送された。戦争が終わって70年、いまの安保法制、それに対するシールズへの弾圧とまでいかないまでも脅迫、そして身勝手だとかいうヤカラのいる現在、やる価値は高いと実は考えている。むろん、展示は淡々と事実を示し、伝え、考えてもらうものにしないといけません。
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11月9日から始まる台場の連続講座

◆うちの梅田にある文化交流センターの9月~12月間の講座パンフレットが送られてきたので、台場のところを挙げて おきます。なんかほかのところに比べて内容の説明文が短いですね。この書式だともう1行欲しい。でも注文の文字数を守るとこんなんだったと思う。

無理はできないし、しない

◆果たすべき最低のことはやる、ということでそろそろとまいろう。それでもアマタやることはあり、そのなかでのメリハリも。無理はしないが勝負しないといけないものはある。

遅々として進む!

◆同じようなこと書いてますね。遅々として進まないのでなく、進んでいる。
◆摩湯山の打ち合わせをしていて、南側のこぶの話になり、その裾線は意味があるのではないか。明確でないし、C字になると断言できないがアリウルのではないかと。で五社神型とみているやつはどうなんだろうということになり、金蔵を見直すと、4段+3段なんだな、これが。前にこの作業をやった時に認識しているはずだが、そうなんかと。これ覚えておかなきゃ。王墓ででかくて4段+3段となり、相似墳ではC字を飛ばして3段+3段かと思いきや、でっかいやつでは段築まで同じにしていると・・・。そういう目で見ると、摩湯も・・・。
◆けっこう日曜日、雑々を処理した。とはいえ、入院中だけでなく、その前の現場段階からのものが山積している、ということか。現場中は、そこそこ間で研究室に来て処理しないといけないものはやっていたが、ほかはメールもほったらかしだったし・・・。また明日です。帰ろう。

11月8日は小豆島

◆なぜだか中村先生の推薦で、わたしが大阪城の話をすることに。比較的時間は短いので、これま で知っている話をわかりやすく、と安易に受ける。小豆島に行きたかったわけです。石切場を見て歩きたいと。いい機会と。で怪我をして断りを入れてもよかったのだが、カミさんが連れて行ってくれることになり、そのままやることとする。だたし資料の〆切が入院中で。前に大阪でやった時のものをそのまま出して、これでこらえてくれとお願いしました。
◆校正が送られてきて、北野先生の資料を見て、こりゃかなわんな~と。なるべくバッティングしないよう、前座的に、概要を・・・、なんとか・・・、するほかない。トホホ。
◆翌日の9日は大阪湾岸の台場の話をすることになっており、この準備もせにゃならんが、これ4回講座の最初で、専門はあとの3人なので、こっちはごくごく入り口の話をなんとか・・・、なんとか・・・。

科研も書かなあかんし

◆1日、たまった仕事をやって17時。一息つこう。藤原さんが訪ねてくれ、摩湯山古墳の報告書の打 ち合わせもする。科研、去年はかなり早く学内で締め切られてしまったが、今年は29日、なんとかなんとか・・・。
【写真】病院から見た大県郡の風景。

1週間やってみた

◆19日の月曜から出勤。火曜・水曜・木曜と授業をなんとかこなす。研究室にいてPCにむかっての仕事であればやれる、というものでもない。あれをやるために資料を出してくるとか、本を探すとか、それさえ大変だが、どうにか出しても戻すのがメンドウで、そこらへんに置いておく。それが累積すると、あたりが雑然とし、足下が危なくなる。金曜日に頑張ってゴミはゴミ、戻す資料は戻し、本は本棚に戻す。そんなことで、活動力は1/3くらいに感じる(1/3くらいしか仕事はできないと認識すべし)。ぱっぱとやれないのである。トイレに行くにも、コピーを取るにも、ゴミ箱のゴミを外の大箱に捨てに行くのさえ大変なのである。
◆車はありがたい。運転はまったく大丈夫である。そうでないと通勤さえ大変な労働になる。
◆24日の土曜日、奈良女に、奈良女+三重大+京都府大の合同卒論中間発表会に行く。今年から声をかけてもらい加わったもの。12:30~。この日は夕刻から京都で陵墓の会議があるため、最後のところ、自分のところの卒論生の発表を半ば過ぎまで聞いたところで抜けさせてもらう。陵墓の会議の議題は、順調に議論が進み、比較的早めに終わり戻ってきた。帰って久しぶりに風呂で体を洗う。
◆いろんな仕事を列挙してこなそうとしているが、膨大でクラクラする。普段なら、だいたいの優 先度で手をつけ、簡単なものはチョコットやって済んでいるが、いまは絶対に今日やることを決め、それはやるといったやり方にしないとダメだろう。ということで、いま25日の日曜日、朝から研究室にいるが、今週にむけて、仕事を確認しつつ今日やることを決めよう。
【写真】入院中の写真。南面し、平尾山?から日が上り、大県遺跡を眺めていました。2週間、せっせと原稿を書いており、だいたいできあがってきたのですが、さてこの2本、仕上げに時間がかかるとして、もう切られたか・・・。

森ノ宮貝塚をめぐるシンポジウム

◆大学と大阪市博物館協会の連携事業で実現したもの。もっと早くアナウンスすべきだったのです が、現場と入院のドタバタで遅くなってしまいました。申し込み制で、締め切られています・・・。先月末の打ち合わせ時の申込数は(〆切前)、歴博のホールがそこそこ埋まる数字でしたが、まだ余裕はありそうな状況でした。当日の飛び込みもありかどうか・・・。いずれにしても、これにあわせて今は通常は開けていないピロティホールの展示も午前中に公開されますし、歴博でやっている発掘速報展の一画で、森ノ宮貝塚の資料をならべるなど、関連して、いろんなことをやっていただいています。
【追記】〆切後も参加できないかという申し出が連日あるそうです。200名を越えてきて、発案者としてとてもうれしい限り。当日、博学連携なので、大学側として司会の1人で座ってますが、素人的立場から、理解をしてもらう上で質問を振るところは振る、くらいなことはやるつもりです。なので、参加希望の方は歴博に電話し「大阪の縄文の・・・」と言っていただければ、対応いただけるようですよ。

社会復帰

◆すいません。10月4日にカカトを骨折し、翌日入院、翌々日に手術、16日に退院しました。本日、職場にやってきましたが、入院が2週間で済んだとはいえ(最初、城陽市の病院では1ヶ月と・・・)、追いつくのはたいへんそうです。この間にも、ひとつ約束のあった講演をキャンセルさせてもらい、現場指導をひとつキャンセルし、同窓会も見送りとなりました。松葉杖では移動が思うに任せず、行動が著しく制約され、テキパキ処理して遅れを取り戻すのもなかなか厳しそうです。何をするにもスローなので、効率的に動かないといけません。
◆カカトの完治、すなわち完全に前のように体重をかけられるようになるまでには時間がかかる(5ヶ月と・・・)そうなので、これからも多方面にご迷惑をおかけすることになりそうです。申し訳ありません・・・。

久津川車塚9月30日(水曜日)

◆自分、原田、道上、山口、佐藤、園原 城陽市担当者
◆朝からラジコンヘリの空撮。10時過ぎには終了。その間、朝方にはまだ雲があり、調査区を一周しつつ写真を撮る。この写真は使える写真になりうるものだろう。空撮も、雲の切れ間から時折日が差したりして、デジカメデータをぜんぶもらって見たが、日が差しているのは、いいアングルでも使えないものもある。1枚だけ示しておく。
◆そのあとは、ず~とそれぞれ持ち場で実測。北辺・西辺の葺石は平面・立面とも終了。いちばんたいへんな南区は、上の部分は立面の途中。下のもっとも状態のいいところは、平面・立面とも途中。1/20は、2枚完了し、3枚目。このほか昨日に2枚にゆいては調査区フレームができあがっている。あと1日あれば終了できそう。埴輪列1/10はまだ手つかず。土器の出土状況は、長友さんが平面をぜんぶやってくれているが、今日の15時以降、3箇所か4箇所、立面を作る(1/1)。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
61
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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