人を幸せにする人になろう

桜井茶臼山の写真

◆講談社の『日本原始美術大系6 壁画 石像物』をパラパラやっていると、茶臼山の垂直写真が出てきた。奈文研の写真といbb70fb3b.JPGう。前から知っていたのは、『世界考古学大系』(1959)の写真で、たぶん同じ写真が中央公論社の『図説日本の歴史1日本のあけぼの』(1960)に使われていて(いま片付け中で確認できてませんが)、これは文化財保護委員会の写真となっている。新しく見つけた写真は、町田さんの担当巻で、ぱっと見た瞬間、違う写真やと思って見比べると違っていた。ほとんど環境は同じながら、写真そのものは違い、同じ時の別写真ではない。撮影時期としてどちらが古いか新しいかは不明ながら、周囲の状況に変わりはないので、あんまり関係なく、写真としての善し悪しとなろう。けっこう、新しく確認した写真の方が状態はいいように思う。奈文研さん、勝手に挙げました、すいません。容量は落としてますので・・・。大きく焼いてもらえるなら、けっこう迫力あるかもしれません。もっとも末永先生の斜め写真の方がボリューム感がある。

とにかく、やってみなはれ

◆西堀栄三郎語録。こないだ買ってきたもの。dbad2df1.JPG

フォッサマグナミュージアムほか

◆カミさんが糸魚川の学会に行き、博物館で冊子を買ってきてくれました。d72d4ac8.jpg

岡山ええとこ

◆東日本大震災の被災地からの避難者がかなり岡山に住むらしい。温暖で自然災害も少ないという分析。これに対し、大阪府a09097bb.JPGは、一時的避難としてグッと増えるも、いつくことなく他へ移るらしい。どうしてなのか、大阪市や大阪府は分析してもいいのでは。むろん南海地震が起こる、津波もありうる、上町断層もある、あるいは日本一暑い、というものもあるだろう。がそれだけなのだろうか。ここはイヤという気持ちが働いたとすれば、その理由を聞いておいた方がよい。

領海・EEZ

◆こういうきれいな図を見るとうれしくなる。a495951a.JPGEEZはexclusive economic zone。ユネスコの会議に参加したときに、国際海洋法条約を勉強したが、忘れた。
◆ちなみに、西日本と東日本は、ユーラシアプレートと北米プレートに別れ、それがくっついたんだそうです。その間がフォッサマグナ。なお中央構造線は、ユーラシアプレートに対して、その南のなんとかプレートが斜めに潜り込んでいるために生じたもの教えてもらう。要するにユーラシアプレートに亀裂が入り、そこでずれていく、ということなのだろう。

近現代史教育施設続報

◆新聞記事になる。さてと・・・。すこし分析しないとコメントできません。、d8836451.JPG

草津宿

◆17時となり施設は閉まったが、日はまだ高く、草津宿に寄る。はじめてだが、なかなかいいところだった。いま、栗東で国道19f3c4fd8.JPG号線が鈴鹿にむかって折れ、琵琶湖東岸では国道8号線となってのびているように、近世の東海bd96aa76.JPG道と中山道の分岐地点にあたる。本陣は閉まっていたが、古い家屋もそこそこ残っている。草津川が天井川でトンネルを掘ったというのも面白い。
◆こんどはいい季節に、街道沿いに歩いてみたい。

栗東歴史民俗博物館1990~

◆ぎりぎり15分前くらいにすべりこむ。初めてだが、けっこう充実している。時間がなかったので、またゆっくりと来る必要があ730442f9.JPGる。入館1630とあったが、入れてくれたのもうれしい。駆け足で見て、常設展示の図録が欲しいと思ったが1800円なのでやめた。1000円までに抑えるべきでしょうね。
◆草津市の埋文センターにも行きたかったが、時間切れ。また今度。

次は野洲、銅鐸博物館

◆ここも展示リニューアルをしてもいいのでは?。銅鐸博物館としての賞味期限は切れているんでは。たとえば大岩山古墳群ooiwayama-10.jpgの出土遺物が見れないわけだ。

安土城考古博

◆ここもリニューアルしてほしい。近江って日本のヘソだと思う。中心!。が展示があまりおもしろくない。縄文は淡水の貝塚がたくさんあるし滋賀里もある(530a629b.JPG琵琶湖博があるとしても)。弥生は大中の湖南もあるが、いまや下之郷はじめ集落遺跡の調査はずいぶん進んでいる。銅鐸も、保存上の問題があるのだろうが、昭和の小篠原のやつ、やっぱりホンモノを見たい。古墳。むろん展示物に即して組み立てなきゃならんのだろうが、滋賀県における弥生から古墳へ、あるいは古墳時代の盛衰など、ストーリー性がほしい。
◆模型がでかい(写真は大中の湖南のもの。とてつもなくでかい)。あんまり言うと怒られそうである。こうした方がいいとか、これも盛り込むべきいった考えをどんどん採用して、作り替えていくという、進化し続ける博物館であってほしい。リニューアル予算がつかなくても・・・。
 

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
61
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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