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ノブ、フリマやるってよ―尾張・美濃―(7)志段味大塚

◆雨だし、午後もかなり暮れてきたが、志段味古墳群へ向かう。名古屋市域の東北の奧。志段味大 塚といえば、梅原末治が調査し、その遺物は陳列館で見ていた。これは行かなければ。名古屋市が2005年から計画的な発掘調査を実施していて、史跡公園として整備する計画がある。一連の調査のカラーの良いパンフレットができあがっており(800円)、調査概要を知ることができ、また史跡公園の計画も知ることができる。
◆途中、名古屋の中心部を抜けていると、へんな建物が見えてきて、なんだと思ったら県庁だった。そして向かいに名古屋城が。名古屋城にも寄ってみたいところではあるが、次の機会にしよう。遠目から天守閣が見えた。戦災で天守や本丸御殿も失われたのか。そういえば、こないだ大阪城の講演会で、谷先生が、名古屋城の本丸御殿が再建されたという話を紹介していたのを思い出す。
◆志段味大塚一帯は、いま宅地造成が進行していて、大きな道路ができ、古墳群の近くまで宅地ができあがっている。その一画に大塚が残っている。これ帆立貝といった方がいいのだろうか。痛んでいる箇所も少なくないが、いまは周囲の宅地開発と史跡整備の調整が整い、公園区画ができあがっている状態で、本格的な整備はこれからだ。真新しい看板が立つ。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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