人を幸せにする人になろう

ノブ、フリマやるってよ―尾張・美濃―(5)名古屋市博

◆名古屋市博は30年ぶりくらい?。1977年開館という。馬具展を見に行ったことがある。最初の名古屋。それにしても 人だかりで駐車場も満杯。どうしたことかと思ったら、大浮世絵展というやつの人気のよう。それを横目に常設展の2階へ。300円也。
◆旧石器に始まり、縄文、それから弥生。遠賀川と条痕文系。丸窓があり、パレスの世界がある。断夫山の須恵質の埴輪もならぶ。けっこう名古屋市は古墳の調査をやっていて、資料が並ぶ。志段美の白鳥塚の石英に驚く。
◆古代寺院、尾張元興寺に勝川廃寺、国分寺などの資料。それから猿投窯はじめ中世の焼き物類。灰釉に山茶碗。そして守護斯波氏、守護代織田、信長の時代へと展開する。そこから先、むろん近世・近代・現代へと続く。昭和40年代頃の台所はよかった。
◆面白かったのは、近世名古屋の都市の形。三角形で、南の熱田神宮の門前も取り込まれ、その先の南も細長くのび、へんな形であるのだ。城下町の部分はメッシュになっているとして、こうした形もまた歴史的産物である。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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