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石部さんの『古代を考える 河内飛鳥』

◆石部さんは、河内大塚山古墳を欽明陵と考えていて、1986年の歴史読本らしいが未入手。1989年の『古代を考える』を見ている。太子西山や鳥屋ミサンザイを、石姫墓、宣化陵とみることにも疑いをもつ。一須賀や新沢千塚と一体で考えるべきと言うのは理解できる。あんまり信じてかからん方がよいか。
◆本題の大塚山古墳だが、まあ古市のモガリ記事がたぶん根拠なんでしょう。で、大塚山を安閑宣化では古いとみるから、結論がそうなる。西田さんの書いたものでは、敏達陵とする見解が紹介されているのだが、あたってみたがわからない、そんなこと、書いていないと思うのだが・・・。で、増田さんの安閑陵説。これ読まなきゃナランのだが、見ていない。『古代学研究』がないもんで・・・。コピーを請求したので、いずれは見るが、論理はわからんが、大塚山が今城塚(継体)と丸山(欽明)の間だから安閑、というのであろうし、わかりやすい。論理的帰結として卓見だろう。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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