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2024年11月6日 信太貝吹山

◆玉3のあと、午後は和泉市に向かう。
◆信太貝吹山も測量開始時は局地座標。2000年00年代はじめに業者が測量しており、その時の図と座標がまずは提供された。が、任意の局地座標。周囲の住宅地など広く図化されており、われわれの墳丘測量は、この時の座標でやることにした。道路沿いの鋲の局地座標データを使って、墳丘再測量用の基準点を振り込んだ。が、古い鋲ってやつが、ほんとに2000年00年代はじめの業者測量の時のものか不安が残る。おまけに、その後、貝吹山古墳を市が買い取って、その整備のための調査をやり、その施工図面が作成されており(座標なし)、その図の高さを見るとあわない・・・。われわれが墳丘測量に使った2000年00年代はじめの図における道路の高さと、けっこうなずれがある。困ったものだ。やはり局地座標は限りなくメンドウがついてまわりますね。
◆今年の4月にやった相生市の塚森古墳もそう。着手前から近くの基準点をさんざん聞いたのだが、結局は「ない」ということで局地座標となる。が、終わってから相生市の設置した基準点の成果簿が出てきた。いま、国土調査などで、市のしかるべき部局に問い合わせれば、道路沿いの基準点は出てくる。ということを最初にもっと強く言うべきでした(なので、これも再出撃が必要)。
◆この日の信太貝吹山の国土座標測量は、わりあいスムーズに終わる。和泉市設置の2点の基準点をもとに、再測量の際に墳丘に振り込む基準点とした、2000年00年代はじめの測量時のもの(と思われる)2点について、国土座標を測り込んだ。さあ、高さはどうしようか。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
61
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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