人を幸せにする人になろう
- 日々の雑多な感想や記録を書き留めていくことにします―2008年6月~―
人は食べるために生きている
◆極論かもしれないが一面の事実あり。
2021年11月7日(日)、糸魚川に向かう
◆11月7日のカミサンの講演は、プラネタリウムを使った放散虫と有孔虫の話で、16時から。13時に博物館に行 く約束になっている。では午前中はどこへ行こうかと。むこうは前に行っているのだが、自分が行きたいので糸魚川のフォッサマグナミュージアムに向かう。高速に乗り、新潟へ向かう。
◆天気すこぶるよし。親不知・子不知。何度か電車で通っており、山が海に突き出し、その斜面のヘリに鉄道を通し、車窓からでもすごい地形であることは前から知っていた。ほんとの昔は、岩場の下を海が洗う、わずかな浜地を通っていたのだとか。下手をすれば海にさらわれるので、逃げ場があったという。
◆いまは鉄道・国道8号、そして高速の北陸道が通り、コンクリート構造物ができあがり、昔の景観のままとはいかない。国道8号も、岩場になんとかすりつけて通されたスリルあるものだったが、いまは旧道となって廃止され、新しい国道となっている。道路としては通りやすくはなったが。写真は親不知駅。
◆天気すこぶるよし。親不知・子不知。何度か電車で通っており、山が海に突き出し、その斜面のヘリに鉄道を通し、車窓からでもすごい地形であることは前から知っていた。ほんとの昔は、岩場の下を海が洗う、わずかな浜地を通っていたのだとか。下手をすれば海にさらわれるので、逃げ場があったという。
◆いまは鉄道・国道8号、そして高速の北陸道が通り、コンクリート構造物ができあがり、昔の景観のままとはいかない。国道8号も、岩場になんとかすりつけて通されたスリルあるものだったが、いまは旧道となって廃止され、新しい国道となっている。道路としては通りやすくはなったが。写真は親不知駅。
吉久(続々)
◆デンケン範囲のなかの建物で重文はないようだ。3つの登録文化財があり、サマノコ屋の隣がそのひとつで有藤さん宅。さまのこ屋で話をしている間に、見学の話をつけてくれる。「大阪から見に来た」と言ったもんで。これはウソではなく、月間文化財で高岡で3つ目のデンケンが指定されたことは知っており、富山に行くとなった時、見学先はとくに決めずに向かたが、ここには行こうと思っていたので。
◆でお隣を訪ねる。元気なおばあちゃん。次男が翌日の富山マラソンのために藤沢から帰ってきて おり、大阪出身の奥さんと、2人で家のなかを見せてくれた。いまも使っている家なので、普通は、なかなか上がらせていただくというわけにはいかない。おばあちゃんの舅は、戦前、韓国とか満州にいたそうで、家の調度を見ると中国風のものがあることに気づく。ほんとに親切に、突然の訪問客を出迎えてくれました。
◆写真は加賀藩の御蔵跡に建てられた看板。明治6年には取り壊されてしまい、いまはお寺になっている。この町の発展の元となるものだが、いまはないが、それは仕方なし。蔵の建物にかかわる資料はほとんどないようで、簡単な平面絵図が1枚あるだけのよう。そういえば、同じような蔵を鳥取県橋津で見たような気がする。
◆でお隣を訪ねる。元気なおばあちゃん。次男が翌日の富山マラソンのために藤沢から帰ってきて おり、大阪出身の奥さんと、2人で家のなかを見せてくれた。いまも使っている家なので、普通は、なかなか上がらせていただくというわけにはいかない。おばあちゃんの舅は、戦前、韓国とか満州にいたそうで、家の調度を見ると中国風のものがあることに気づく。ほんとに親切に、突然の訪問客を出迎えてくれました。
◆写真は加賀藩の御蔵跡に建てられた看板。明治6年には取り壊されてしまい、いまはお寺になっている。この町の発展の元となるものだが、いまはないが、それは仕方なし。蔵の建物にかかわる資料はほとんどないようで、簡単な平面絵図が1枚あるだけのよう。そういえば、同じような蔵を鳥取県橋津で見たような気がする。
吉久(続)
◆山町は高岡の中心部で、土蔵造りという特徴があり、マチナカゆえに様々な商家があり、また祭りの時のメインストリートでもある。金屋町は、いまでも金属製品の製作販売をする店がかなりあり、2つは特徴が明確だ。それに比べると吉久は派手さはない。また通りの東側は新しい建物に建て替わってしまっている部分が多く、見事に両側に町屋が続く、というわけでもない。
◆町並み保存の運動はかなり早い時期から始まっていたようだが、指定は昨年の2020年。話を聞くと賛同しない人も多かったようである。
◆でも、めでたくデンケンとなった。これから町を再生させ、新たなシカケをして活動を続け、コミュニティが持続することを願う。なんといっても、やはり空き家に若い人が住んでくれることを願う。高岡には3つものデンケンがあり、その連絡協議会みたいなものも動き出したという。先行する地域にアドバイスをもらいつつ、ここはここでのやり方を考えていけばいい。
◆町並み保存の運動はかなり早い時期から始まっていたようだが、指定は昨年の2020年。話を聞くと賛同しない人も多かったようである。
◆でも、めでたくデンケンとなった。これから町を再生させ、新たなシカケをして活動を続け、コミュニティが持続することを願う。なんといっても、やはり空き家に若い人が住んでくれることを願う。高岡には3つものデンケンがあり、その連絡協議会みたいなものも動き出したという。先行する地域にアドバイスをもらいつつ、ここはここでのやり方を考えていけばいい。
2021年11月6日、富山に向かう
◆カミサンが7日(日)に富山市科学博物館で講演することになっていた。さそわれ一緒に行くことに。14時に富山に降り立ち、レンタカーを借り、午後は高岡で3つ目の伝健となった吉久に行く。指定が昨年で、まだ駐車場とかもなく、これからではある。止められる場所に停め、歩き始める。
◆横への広がりもあるのだが、メインは放生津にむかう街道沿い。加賀藩の米蔵があることで生まれた町場で、西は伏木、東は放生津という場所である。デンケン地区の入り口の看板を読んでいたら、おばあちゃんが近づいてきて、寂しくなった、空き家ばっかり、みたいな悲観的なことを話しかけてくる。いやいや、これから観光で人が訪ねてくるようになると。
◆観光案内所と銘打ったものはないが、歩いていると、それらしき、それに相当するような町屋があり、表に小さく「さまのこ屋」という札がある。小さなガラス窓が開いていて、のぞくと飲み物のメニューがかかっているので、玄関を開けて入る。デンケン指定にこぎつけた地元の保存会のメンバー3人がおり、囲炉裏端でコーヒーを飲みながら、いろいろと話を聞く。町のなりたち、建物の特徴などを聞く。これからこういうことをやっていかないといけないが、いろんな人に知恵を借りたいと切に願っている様子がよくわかる。高岡市内で3つ目のデンケンで、山町や金屋町と比べて特徴がないとか、富山大学芸術学部(これ統合したものと聞いたような)の学生さんらに、空き家をシェアハウスにしてもらう話を進めているとか、そういう話をしていた。こういうヤリトリを地元の人とするのがとても楽しい。表の幅の狭い繊細なサマが特徴らしく、地元ではそうした町屋をサマノコといったらしい。ほぼ同じ仕様でそろっていて、自分の家がどれかぱっとわからず、間違うことが多いとかいった話も。
◆横への広がりもあるのだが、メインは放生津にむかう街道沿い。加賀藩の米蔵があることで生まれた町場で、西は伏木、東は放生津という場所である。デンケン地区の入り口の看板を読んでいたら、おばあちゃんが近づいてきて、寂しくなった、空き家ばっかり、みたいな悲観的なことを話しかけてくる。いやいや、これから観光で人が訪ねてくるようになると。
◆観光案内所と銘打ったものはないが、歩いていると、それらしき、それに相当するような町屋があり、表に小さく「さまのこ屋」という札がある。小さなガラス窓が開いていて、のぞくと飲み物のメニューがかかっているので、玄関を開けて入る。デンケン指定にこぎつけた地元の保存会のメンバー3人がおり、囲炉裏端でコーヒーを飲みながら、いろいろと話を聞く。町のなりたち、建物の特徴などを聞く。これからこういうことをやっていかないといけないが、いろんな人に知恵を借りたいと切に願っている様子がよくわかる。高岡市内で3つ目のデンケンで、山町や金屋町と比べて特徴がないとか、富山大学芸術学部(これ統合したものと聞いたような)の学生さんらに、空き家をシェアハウスにしてもらう話を進めているとか、そういう話をしていた。こういうヤリトリを地元の人とするのがとても楽しい。表の幅の狭い繊細なサマが特徴らしく、地元ではそうした町屋をサマノコといったらしい。ほぼ同じ仕様でそろっていて、自分の家がどれかぱっとわからず、間違うことが多いとかいった話も。
2021年7月5日、卒論報告会
◆この日、昼休みに、前にも書いた身内の編集委員会があり、2回目の査読結果を報告しなければならなかった。準備万端とはいかず、ばたばたでした。11時から卒論報告会があり、そして昼に編集委員会をやり、午後は再び卒論報告会が夕方まで続き、なんとかこなした一日であった。
◆この週は、月曜日の午前中、現場に行ったのだったか。で、老眼鏡を忘れ、以降、生活に支障をきたす。それ以外は現場に行けなかったが完了してくれたようです。
◆この週は、月曜日の午前中、現場に行ったのだったか。で、老眼鏡を忘れ、以降、生活に支障をきたす。それ以外は現場に行けなかったが完了してくれたようです。
2021年11月3日、あべのハルカス57階
◆カミサンと2人、少し前に食事にさそわれ、ありがたくごちそうになることにし、日程調整の結果、3日の11時になったもの。ハルカスの57階、ZK(絶景)という、見るからに高級そうなレストランである。途中、19階でホテルのロビーを横切ってエレベーターを乗り換えるのだが、庶民には場違いな感じ。
◆ZKはフロア丸々レストランで、東西に長い建物の中軸部に厨房などがあり、北と南の窓側を座席としている。座ったのは北側だが、南側にも行き風景を楽しむ。天気がいいので、まさに絶景である。
◆冬場、絶好の天気の時に、手頃なランチぐらいで入り、オリンパスのカメラで撮影大会をしたいものです。地上57階はすごいわ。写真は南に移動してコンデジで撮った一枚。四角い区画が大阪市の南霊園で、五代友厚が眠っている。その横、阪神高速のRの内側が飛田新地です。
◆ZKはフロア丸々レストランで、東西に長い建物の中軸部に厨房などがあり、北と南の窓側を座席としている。座ったのは北側だが、南側にも行き風景を楽しむ。天気がいいので、まさに絶景である。
◆冬場、絶好の天気の時に、手頃なランチぐらいで入り、オリンパスのカメラで撮影大会をしたいものです。地上57階はすごいわ。写真は南に移動してコンデジで撮った一枚。四角い区画が大阪市の南霊園で、五代友厚が眠っている。その横、阪神高速のRの内側が飛田新地です。
2021年11月2日、各務原坊の塚の検討会
◆再度赴く。前に行ったのは公式検討会でなく専門的な立場からの評価が求められたオプション的な現地指導。今回は正式の検討会で、文化庁の担当者も同席し、そこで所見を述べるということが組み込まれたわけである。
◆10時からだったか、河内国分6時23分の電車で、ちょっと勘弁してほしいですね。まあしかし、出土遺物にしろ、現地での墳丘の状況にしろ、比較的近い期間に2度見たことで、確かに頭にインプットされた感はある。
◆今年度の調査成果も入れ込んだ墳丘および過去の調査区が落とし込んであるイラレデータは既にもらっている。今年度の調査成果にもとづき主軸を修正したとのことで、前回の時の資料にある墳丘復元案と微妙に異なってきている。報告書で8頁分の原稿を書くことになったのだが、さっさとやっつけてしまいたいものです。
◆10時からだったか、河内国分6時23分の電車で、ちょっと勘弁してほしいですね。まあしかし、出土遺物にしろ、現地での墳丘の状況にしろ、比較的近い期間に2度見たことで、確かに頭にインプットされた感はある。
◆今年度の調査成果も入れ込んだ墳丘および過去の調査区が落とし込んであるイラレデータは既にもらっている。今年度の調査成果にもとづき主軸を修正したとのことで、前回の時の資料にある墳丘復元案と微妙に異なってきている。報告書で8頁分の原稿を書くことになったのだが、さっさとやっつけてしまいたいものです。
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プロフィール
HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。