人を幸せにする人になろう

大歴考古部会2024大会準備報告

日頃よりお世話になっております。大阪歴史学会考古部会です。
2024年度大会に向けた第2回準備会を開催いたします。
今年度は、弥生前・中期の中南河内地域における生産・流通と地域間関係について、
土器と石器という二つの視点から議論をおこないます。奮ってご参加ください。

大阪歴史学会考古部会2024年度大会準備会(第2回)
①報 告:相馬 勇介 氏(第2回準備報告)
演 題:土器からみた中南河内における地域間関係の展開
日 時:2024年5月10日(金)19時~
会 場:阿倍野市民学習センター 和室
(あべのベルタ3階。地下鉄・JR 天王寺駅/近鉄阿部野橋駅より徒歩8 分)
※当日は資料代として200 円を申し受けます。
[報告者コメント]
本発表では、弥生時代前~中期の中・南河内地域を取り上げて、地域間関係の展開とその背景について検討する。特に言及したい点は、中期中葉に出現する南河内地域における弥生時代遺跡の成立背景である。分析対象は主に生駒山西麓産土器と生駒西麓型土器を挙げ、それらの分布や一括資料の内訳の把握を行う。
②報 告:園原 悠斗 氏(第2回準備報告)
演 題:サヌカイト製石器からみた中・南河内地域内の集落間関係
日 時:2024年5月17日(金)19 時~
会 場:阿倍野市民学習センター 第4会議室
(あべのベルタ3階。地下鉄・JR 天王寺駅/近鉄阿部野橋駅より徒歩8 分)
※当日は資料代として200 円を申し受けます。
[報告者コメント]
二上山北麓産サヌカイトのお膝元と言える中・南河内地域を対象地として、原材料の獲得-生産-流通-消費までの一連の流れを復元し、近畿地域の「ブランド石材」たるサヌカイト製石器の流通があらわす弥生社会の経済的観点からの変容について検討する。

2024年5月5日は八戸

◆まずは丹後平。史跡整備が進められていないのは理由があるのだろうか。そこから是川遺跡の展示館、兼、埋文センター。八戸博物館+根城。安藤昌益記念館。
◆そこから帰途に着くが、おいらせ町の阿光坊古墳群展示館に寄るが閉まっていた。そこから六戸の道の駅。で14:30に三沢空港に戻りました。
◆八戸市の博物館は3回目くらいかな。いつも駆け足気味だが、今回はゆっくり見た。なかなか立派な博物館で面白い。
◆写真は根城のところに貼ってあったもの。12年間の発掘調査を経て整備されたのが30年前ということか。1993とか1994とか。「あの衝撃の復元から早や30年」という文句が気になる。なかなか画期的なものだったんでしょうね。

最後はチョコレート工場

◆一戸ICから二戸市街に行く途中で見かけたもので、帰りに立ち寄った。もともとは南部せんべい屋さんなのだと思うが(せんべいもたくさん売っていたので)、チョコレートを作って大成功している様子。昼前に通過した時も人でいっぱいだったが、夕方に立ち寄った時もひとだかりでした。
◆八戸に戻り、子供を届け、食事の約束をして、一旦、解散。

2階のデザイン作家の展示室

◆同じシビックホールの2階は、著名な福田なんとかさんというデザイン画家?の作品が見れる展示になっている。これも面白かった。1200円で小さな本(作品集)も購入しました。母親が二戸出身なのだそうです。一緒に行った小4の子を出しておきます。まあ、孫みたいなもんです。

目的である田中舘愛橘の記念館

◆シビックホールという新しい文化施設のなかにあり、その3階だった。とても立派な施設で、田中舘の展示もあるが、半分以上はむしろ科学館です。親子連れでの体験学習に多くの家族が訪れていた。液体窒素の実験に、席はほぼ満杯で親子が見入っている。スライム作りや、天然石のストラップづくりなどが、100円とか300円でやれて(ほぼ材料費でしょう)、職員さんが大忙しで対応していました。

二戸市埋文センター

◆お役所関係の建物が集まっている一画。文化財課に併設して埋文センターが設置され、展示室もあり、これは休日でも開けてくれている。われわれのほかにも、2人ほど見学者もいました。大人1人50円を徴取しているが、この入館料はいるんだろうか?。展示の前半は九戸城関係、後半は縄文でした。

九戸城

◆二戸にあるのだが、九戸氏の居城。秀吉の奥州仕置でいったん決着するも、内部的な対立もあったのだろう、九戸氏はそれに従わず反抗。再度、大軍が派遣され、この城を囲まれ、最後は講和するとだまされ、出てきたところをやられ、城に残ったものも助ける約束は反故にされ、殺されたのだという。これが秀吉の天下統一の最後の戦いなのだという。
◆いま史跡整備を進めているところでした。石垣があるのだが、これは陥落後のものと説明があったかな。

二戸にむかう

◆今回のわれわれのミッションは、二戸市の田中舘愛橘の記念館に行くこと。蕪島を出て、八戸道で二戸にむかう。ICは一戸だったか。
◆まず食事。二戸市街地の店は休みだったりして、北上して適当なところに入る。

蕪島は大観光地である

これは5月4日の画像かな。3日は三沢空港着が1530くらいだったか。今回はレンタカー。蕪島着が1650くらい。山階の鳥の研究者ご夫婦は、2日の夜に車で千葉を出て、朝に着き、仮眠し、1日仕事をし終わったところ。
◆飲み屋はどこも予約で満席で(昨年の函館を思い出す。GWおそるべし)、さばの駅という、予約を取らないところにならぶことにする。われわれがホテルに入り、歩いて町の方に行って、列に並んだのが1745くらいだったか。さいわい、開店と同時に入ることができた。
◆翌日の4日は快晴。今回はステレオカメラにしてウミネコを撮影するというのが、今回のミッションのようである。カミサンはその打ち合わせ。こちらは山階のご夫婦のお子さんの相手(小4の女児)。去年、一緒に魚を取って仲良しになった。
◆1時間ほどしたあと、その子を連れて、われわれは現場を離脱する。撮影は鳥のプロに任せる。

2024年5月3日 八戸

◆今年も八戸蕪島のウミネコの調査に同行しました。行きは伊丹が13:05発の三沢行きだったが、出発がけっこう遅れた。
◆写真は白山だそうです。

プラグイン

カレンダー

12 2025/01 02
S M T W T F S
1 2 3 4
6 7 8 9 10
12 14 15 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

カテゴリー

フリーエリア

最新コメント

最新トラックバック

プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

バーコード

ブログ内検索