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2023年3月23日、福岡市博

◆まあすごいわ。ベイエリアの開発のなかで広い敷地が確保され、立派な 建物、そして充実した展 示。市町村レベルではナンバーワンかな。都道府県立よりはレベルが下という意味ではまったくないですよ。
◆むろん、考古資料も山ほどある。弥生の始まり、吉武遺跡群、比恵那珂、三角縁も、箱崎のもの、那珂八幡のもの。老司や鋤崎ほか、ミヤケもあった。量が多すぎて記憶がおぼろだが、博多の展示はすごいですね。堺市博も、同じくらいのことができるだろうに。
◆山笠から西鉄ライオンズまで、文献史や民俗なども含め、切れ目なく各時代の歴史が語られる。◆前は、交差点の一画にあった旧資料館時代に訪れている。五島山のものはその時の記憶として残っている。

2023年3月23日、鴻臚館

◆福岡城をめざす。お城にも行きたいところだが、脇を抜け鴻臚館の展示 施設へ。役人の時に、1 回、来たような気もするが、ほぼ記憶なし。
◆方向がわかっていない。覆屋をかけて発掘遺構を見せているのが南郭で、旧平和台球場内が北郭であるらしい。現在は広大な芝地になっているが、史跡整備などの跡地利用はまだ固まっていないのか、待機している状態のようである。福岡市は、ほかにはないいろんな種類の史跡があって、たいへんですね。

2023年3月23日、奴国の丘歴史資料館

◆2回目かな。銅戈とともに銅矛がずらりとならび、須玖岡本関係、坂本の 鋳造以降関係の鋳型など がならぶ。ここはやはり史跡とセットの展示室で、春日市の歴史全体でなく、須玖遺跡群をメインとした考古の展示。大土居水城の導水管まで。
◆そのあと、史跡地の公園を歩く。支石墓の大石は移築。もともとの場所である須玖の村に足をのばしていない。この丘は甕棺墓群ではあるが、一般成員の墓域なのかな。今度は、王墓の場所を訪ねてみたい。甕棺の露出展示のためのドームがふたつ。ひとつ目はけっこうカビが来ていました。どこまで確認調査がなされ、どの程度の甕棺墓群が見つかっているのか、ドーム内には平面図が示してあるが、全体像はよくわからない。ドームの外にも遺構表示のようなものがなされていたと記憶する。累々感をもっと出せるような気がする。

2023年3月23日、ふるさと館ちくしの

◆北上していく。まずは筑紫野。なかなかいい展示でした。弥生の重文の 銅戈や、貝製腕輪がずら り。隈西小田遺跡は筑紫野市なんだ。原口古墳の三角縁の1面があった。阿志岐古墳もある。銅鏃がならぶ。近世文書や近現代の市域の変貌まで、ひとおおりの展示がなされています。
◆南と北と、両方から入れるのだが、北が正面なんだろう。間違って裏の南側から入る。古代山城の全体像のパネルもあったように思います。

2023年3月23日、九歴

◆ホテルを8時に出て小郡に行っても、まだ九歴は開いていない。で、那珂八幡に行く。が、さすが に市街地はそうスイスイとは行けず、予想以上に時間を要する。
◆そこから高速で小郡に。新しい九歴に初めて行く。展示室は1室だけなんですね。企画展示室の地域展、2階フロアを使った船原のパネル展をやっていました。雨模様。
◆九歴に向かう交差点のところに小郡市の埋蔵文化財センターがあり、九歴のあと、その展示室。津古生掛の鏡や鉄鏃、布留の土器、鶏形壺などを見る。西岩田の子葉のある単弁軒丸瓦や鬼瓦を見る。

2023年4月28日、GWへ

◆10:30からのプロジェクト研究会をなんとかクリア。その前の朝、『大阪公大日本史』の残る大物  4本の最終校正が出たので、著者へ。昨日から、朝、校正が出るので、ただちに対応してもらうよう依頼していたので、校正が返ってくる。それを印刷所に返す。15時から『和泉市史』の打ち合わせ会議。終了後、原稿にとりかかるというより、まず地図作り。『和泉郡の条里』の時のデータを出してきて、統合し、1枚物にしようと思う。市史冒頭の概観の原稿が担当なので、今回の府中編に即した中心範囲の全体像を示すための地図。もとの1961年の1/3000を、再度、正確に貼り合わせるところから。そのあと、1946年米軍写真のメタシェイプにかかる。が時間切れで帰る。
◆最近はほぼ20:30までで帰る。それでも1日の労働時間は11時間半である。
◆まあ、午前のプロジェクト研究をクリアして、これでGWである。前半は原稿を書くか・・・、と。後半は八戸から函館に行く予定。

2023年4月22日、備中

◆岡山の考古学研究会に出かける。天王寺8時集合だったが10分遅刻する。山陽道で岡山に向かい、鬼の城、作山、江崎、国分寺、こうもり塚、造山、千足、ここで時間切れとなる。岡山大学に向かい、研究集会に参加しました。
◆翌日が母親の四十九日なので、学生らをホテルまで送って帰途につく。
◆造山古墳の調査が進行中だが、墳丘の傷んだところの手当てなどの整備が進んでいる。また、東側駐車場の一画にガイダンス施設もできていました。前方部頂が、樹脂含侵さ せた土壌で舗装されていた。もとの地表を改変したわけではないんだろうが、このように覆う必要があるのかな。イベント用?。
◆造山前方部から、南の整備された千足古墳がよく見える。千足の墳頂に行くと、横穴式石室2基が表示されている。前方後方墳みたいです。

2023年3月22日のラスト

◆そのあと九博。まあ、あんな展示でしたね。行ったら、なんとなく思い出しま した。そのあと、学生らは太宰府天満宮へ。こっちは九博駐車場から、天満宮門前の駐車場へ移動し、参道で待ち合せました。梅が枝餅を食べ・・・。
◆最後は、大宰府政庁跡、それとミズキを眺めて、宿に入りました。

2023年3月22日、大野城こころのふるさと館

◆そこから九州道を使って大宰府まで南下し、大野城市の資料館に行く。Tさんと、その日に行きますと伝えてあった。大野城市って、へんな市域の範囲ですね。福岡平野を横切って、東西の丘陵地を含めた市域でなのである。東北側は大野城の一画が含まれ、平野部の市域は狭く南辺が水城、そして南西の丘陵部(牛頸の窯跡群)におよぶ。大野城の頂部は太宰府市でもなく、宇美町なんだ。
◆2018年に新しくできた施設。企画展の説明を職員の方に丁寧にしていただき、そのあとざっと展示を見る。

2023年3月22日、宮地嶽古墳

◆福津市とは、旧福間町と津屋崎町が合併したからなのでそうです。 
◆宮地嶽神社に行く。立派な神社です。山の中腹にあって、真西に賛同があり、夕日が拝める。で、本殿背後の山中に奥之宮八社というのがあり、そのなかの1社「第3番・不動神社」というのが宮地嶽古墳です。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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