人を幸せにする人になろう

たつの市で見つかった三角縁神獣鏡

◆2004年に、龍野市で三角縁神獣鏡が見つかり、歴史文化資料館の市村さんから電話がかかってきた。その44ba325e.jpgあと、元東博の西田守夫さんから電話が入り、『考古学雑誌』に紹介してくれと頼まれる。それで4日ほど、とびとびに通った。最初に写真を取り、権現山や雪野山の時みたいに2倍大に引き延ばし、それを下図に、フィルムをかぶせ、現物を見ながら絵を描いた。3日くらいを要したか。
◆が、そのあと、なぜだかわからん、図面類がどっかいってしまったように思いこんでいて、そのまま放ってあった。で、この夏、「所沢の西田です」とまた電話が入り、まずい!、「ぜったい書きます」と返事。急遽、ところさんに、鏡の写真処理を中断してもらい、三角縁神獣鏡のデジタルトレースをお願いする。で、そこはさすがに早いしうまいもんである。アバウト3日(3週)くらいで上がる。で、お披露目しておく。
◆原稿書き始めたが、書けない・・・。鏡の記述ってどうすりゃいいのさ。簡単に書けると思いきや、うだうだ細かく書く気にもなれない。同笵鏡のない新種で、配置Eという変わり者だが、まあそれくらいなもんだ。図面・写真・拓本を、ひととおり版面にあわせて6/10でそろえてレイアウトしたが、なかなか行は埋まらない。

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プロフィール

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雲楽
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60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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