人を幸せにする人になろう

◆与えすぎなんでしょうね。なにもかも。ほっとけば、いろんな興味関心をもつだろうに、まずはそういう自由な時間や自然のなかで育つ機会を奪い、またいろんなことを教え過ぎ、答が与えられて終わりで、興味関心の芽を摘んでいるのではないか。最近、別のところでも教えすぎはよくない、という話を聞いたような気もする。
◆大学を含めた教育でも、学生はお客さんで、サービスされるのが権利で当たり前だと。大学は同志の集まりだと思ってはいるが。自分でなんでだろとうと調べて、ああそうなのか、なるほど、面白いな~、という、自分がアクションを起こして何かを得る、ということが大事なのであって、教えすぎることは自発性を奪うことなわけだ。
◆久津川のこの夏の現場に「行きたい」と、1月にある学生がと言ってきた。こないだ会う機会があり、話を聞いていると、とても面白かった。手を挙げた人には開放します。そういう集団で掘りたいから。義務じゃない。思えば、2000年代前半の玉手の現場とか測量調査は、うちの学生・院生は義務だったかも知れないが、多くの他大学の学生がこうしたヤル気のある集団だった、と思う。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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