人を幸せにする人になろう

日本の未来は

◆カミさんが29日にNZから返ってきて、開口一番、「日本の将来は暗い」、と。どういうことかというと、なにしにいったかというと、日本では露頭していない三畳紀の岩盤に含まれる、ホウサン虫の化石が入っているかもしれない石ころを取りに行くという、ある国立大学の先生が毎年企画しているイベントに参加していたわけです。で、高大連携で高校生も数人おり、そこの大学の学生がめんどうをみると。前半と後半があって、後半は1人だったらしいんですが、はじめてNZに行っているにもかかわらず、外の世界になんの関心ももたない、自然に対しても。そして、会話が成り立たない。タブレットをずっとさわっている。前半は、高校生が多かったようだが、彼ら・彼女らはWIFIがないと生きていけない、と。それで何をやっているかというと、日本の友達とラインをやっているわけです。
◆そんなやつらを外に連れ出すことはない。行きたい人が行くべきなんです。外界になんの興味のない者を、金をかけて外国に連れて行っても、なんのプラスにもならない。お世話しすぎ、手をかけすぎ、本人の内からのパッションがないのに、無意味。
◆で、だからいまの学生はという一般化はしないとしても、事実として、8割くらいはそうなんちゃいますか。2極化が進んでいるわけで、できるところはあまり落ちていないとしても、日本を実質的に支える普通のところがどんどん下流化しているわけです。そしてウツ。引きこもり。これらの統計データを調べてみたい。むかしは食っていくために働かなきゃいけなかった。いま、ず~と引きこもっていても、親がエサを与えてくれる。
◆資源のない日本。資源は唯一人間です。その人間がまっとうに生きていく力が急速に弱まっている。なので「日本の将来は暗い」ということです。

プラグイン

カレンダー

04 2024/05 06
S M T W T F S
2 4
8 9 11
12 14 15 16 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

カテゴリー

フリーエリア

最新コメント

最新トラックバック

プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

バーコード

ブログ内検索