人を幸せにする人になろう

もひとつ帝塚山

◆末永先生の航空写真。『大観』には1カット。上田宏範さんの文献に挿図として『古墳の航空写真 集』からということで挙がっている写真があり、こっちの写真の方が撮影は古い。この本、1980年刊行で、古本で2万~3万するんですね。で1957『空からみた古墳』をくっていると、『写真集』と同じ時期の別写真か、と思われるものがありました。東側面に張り付いている、畑地より古墳沿いの部分、これが平坦なのか斜面なのか、気になりますね。いまの入り口前にある道路をはさんで、向かいの緑地も。
◆2000年に測量した時、市文協で、過去の試掘の高さデータも教えてもらいながら、結局どこかわからなくなり、『報告書』で公表されている範囲でしか、周囲の深さを確認できなかったような、かすかな記憶もある。古い写真を集めることなどを含め、帝塚山古墳について、まだやれることはあるようです。こないだは、5世紀第2半期から中頃でアナ窯段階とした。その先は明確には言わなかったが、3段で大きくなれば、見た目はかなりイメージが変わり、誉田御廟山型なのかな、と思い始めています。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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