人を幸せにする人になろう

中村先生・栄原先生送別の宴

◆東洋史の中村先生が副学長の任期を終えられ退職、栄原先生は特任で残っていただけるが、2009年度末9576ec94.jpgで定年退職。市大の歴史学を支えてきた両先生の送別の会が道頓堀で行われた(4月5日)。
◆クエの鍋を含む料理、このあと2次会にもおつきあいした。中村先生節を久しぶりに堪能した。中村先生は、親分肌、だけども実にものごとを良く考え、落ち着いた説得力のある話し方で、いつもカッコイイと思っていた。恰幅もいい。独特の口調なのだ。あの話し方、4年間副学長でもはや文学部教員の籍はなくなっていたので教室会議にも出てこられず、久しぶりに聞いて、「ああ中村先生だ」と思った。
◆学内行政にまったく疎い自分にとっては、中村先生の話はいつも「へえ~」と感心するが、2日たつともう忘れている。いろいろ頭に置いとかないといかんな~と思うような話がたくさんあるのだが、もう覚えちゃいない。
◆自己評価・個人評価の話が話題になった。ああいうのを聞いていると、どうでもええ、と思ってしまう。学長の給料や教授の給料の額を聞くと、そうもいっておられん、とも思うが・・・。しかしまあ、教育・研究・社会的貢献その他が点数化され、あなた何点、で給料アップとかという話を聞いたりすると(むろん、話題は、中期目標にしたがってやらなきゃいかんからやったが、なかなか評価は難しい、まして報酬へ結びつけるなんてできない、といった否定的な見方)、アマノジャクなオレとしては、抵抗して白紙で出したろかいな、とも思ったり。
◆大学人もさまざまやわな。うちの日本史の教員なんて、みんな研究が好きだから、ほっといてもやるが、たぶんそうではない人もいるんだろうし、このご時世、最低のお勤めだけしているような、そういった困った職員をどうするかというのは課題ではあるが、そこの対策だけでええのんとちがうか。

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雲楽
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男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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