人を幸せにする人になろう

久津川車塚9月23日(水曜日)

◆自分、長友、原田、道上、大澤・園原・木下・白木原、城陽市担当者、+
◆東南隅埴輪の残り作業→完了。土器出土部位の周囲の仕上げ→完了。土製品出土地点の周囲の仕上げ→完了。トータルステーションで、フレーム、葺石・埴輪以外の平面図にかかるが、方針を変更してやめる。
◆午後、墓坑東北隅部の段下げ、そのあと陥没坑のイメージ作り。ひとまず黄色粘質土を下げていく。その下、南半部では黄色い砂質土が顕著で、置き土の可能性のあるものだが、これもずっていることには変わりなく、埴輪も入っている。南小口にむかって上がっていくのだろう。中央部ではもうちょっと礫混じりの土が壁面となる落ちが明瞭だが、そのなかにも埴輪が入る。墓坑埋土の上部と洪水層のはざまにあって、埋土のずった再堆積土とみるのがよいのかもしれない。
◆埴輪片が密に入っており、陥没中心部は黄色の粘土がさらに入り込んでいるとみられるが、現在の掘削で落ち込みに埴輪が入り込んでいる様子を示すことはできているので、およそこれで仕上げて写真としよう。これらの埴輪も図化し(写真起こしになるかもしれないが)、取り上げ、そのあと、さらに下部に続くであろうが、それを採取して、さらにやや下げた状態で再度写真を撮り、そこまでとしたい。動いていない埋土まできちんと出すというところまではやらずともよいだろう。断ち割り断面の層位図は春に図化しているが、再度、点検しておく必要はある。
◆それ以外に、北辺中点位置の大型埴輪の周囲に散っていた埴輪の記録と取り上げ。埴輪列東北隅部の大型埴輪抜き取り坑の掘り上げ、そして埴輪列東辺の据え付け掘形の検出などを行う。布掘りの掘形は東辺・南辺でなんとか線引きしなければならない。
◆土器出地点4箇所について1/1での平面図作成→レベリングまで完了。
◆大学に戻り、ヒストリアの仕事をとも思ったが、できるはずもなく、図面の算段を考え  るので手いっぱいである。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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