人を幸せにする人になろう

佐味田宝塚

◆牧野は数年前に学生と大和西部をまわったときに訪れた。市尾墓山からはじめ北上した。その時、日没が近づいていたので、佐味田宝塚に行くのを断念した。今日、レーザースキャンしながら、ヒマなので、宝塚に行くことにした。地図ではきわめて近い。
◆すぐにわかった。三角縁神獣鏡の破片が落ちていないか、くまなく探したが、残念ながらない(笑)。埴輪はパラパラ。おっきな底部片もあった。墳丘ががたがたなのはわかっていたが、初めてである。
◆それにしてもや、牧野とは至近の距離、片や広陵町で、片や河合町。そうなのだ。牧野の説明看板だけでなく、佐味田宝塚への行き方なども示してほしい。一方の河合町。馬見丘陵の古墳の整備もいいが、佐味田宝塚についても、すこし距離があるのだろうが、環境整備をして、少なくとも説明看板をちゃんと立てるべきだ。佐味田はまったく放置状態である。そして行政界もあって、両者の行き来がしにくいし、互いを入れあった散策路の地図もない。悲しいことである。牧野に来たら宝塚にも足を運んでもらう。宝塚に来たら牧野にも足を運んでもらう。マニアは調べていくだろうが、そうではなく、普通の人にも行き来してもらうように考えて欲しい。それぞれが史跡で住宅開発の時に、公園にしたり、公園を付設したりしている。が、つなぐ発想が0なのである。

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HN:
雲楽
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男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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