人を幸せにする人になろう

教授会は浦島太郎

◆サバティカルが終わり、教授会に久しぶりに出てみると、まあいろんなことが・・・。博士後期課程 の募集を社会人に広げるとか、時間割の変更とか、今年度までで認証評価を受けるので、いろんな業績調査やら学生への授業アンケートだとか、大学院の共通科目とか、人文論叢の廃刊とか。そのなかでも文科省の通知だ。教授会は審議する所で決定機関ではないと定められ、学長に権限を集中するのだとか。で学則やらなにやら、ぜんぶ改めろというお達しのようです。執行部でなんでもかんでもできるわけではないですよ。むしろ責任をもたせ任せないとダメだろう。
◆限られた人材、そのマンパワーを発揮させるためには、やる気を出させること。やる気をそぐことではない。ガバナンス大いに結構。が決定権をトップに集中させ、上意下達でやろうとしても、思うように動きませんよ。
◆教育委員会制度と同質ですね。合議制で合意形成を大事にしてきたわけだが、そういうものはダメだと。ひいては民主主義の否定につながりますね。もう記事は挙げないが、こないだ内田樹が書いていたことにも通じる。見かけの改革が何かを決定できることを示し、迅速な対応というスピーディー感を醸しだし、是とされるが、本来、民主主義というのは時間のかかるもんなんだ、ということが一顧だにされないことへの憤慨がよく現れていた。
※画像は、高校の職員会議。まったく同じ構図である。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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