人を幸せにする人になろう

神武天皇2600年大祭

◆4月3日は、戦前は祭日だったという(命日)。昭和15年が紀元2600年だが、今年が没後2600年という。いまさらですが、4月の頃、交通規制だかなんかの表示を見て、気になっていた。橿原神宮の行事であり、宮内庁もまた仕事として神武陵を祀る。が、これに対して、奈良県や橿原市は一緒になってやったらあかんはず。実際に公費が支出されているかどうかが気になる。観光の一環として連携行事をやったとしたら、それはOKなのか。憲法学者の判断は?。
◆10日、こないだ橿原神宮の前を通ったら、「日本のはじまり」といった幟がいっぱい立てられている。この日、アベがやってきたらしく(なんのため?)、あちこちに警官が立っていた。来たのは午前で、われわれは桜井におり、午後、橿原で、もう警備も終わりという時期だったよう。
◆宮内庁が神武に限らず歴代の天皇の命日に祭礼を行うことは、仕事である。しかしこれはあくまで私的なもので、日本国の一般行政とは関係ありません。宮内庁職員以外の日本国民は、2月11日に橿原宮で神武天皇が即位したといったことが馬鹿げた虚構であると理解しないといけない。ファクトとしての理解、その先でありがたがるのは自由だ。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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