人を幸せにする人になろう

美濃市はいいですよ

◆たっぷりとマチあるきが楽しめる。上有知(こうずち)という地名だったんですかね。そこに城下の町場が作られた、とのこと。
◆書き始めるといっぱいなので、やめておく。お蕎麦屋さんでの昼とか、酒蔵とか、旧今井家住宅とか。町の歴史は、旧今井家住宅の展示で学べる。あわせて「にわか」とか、その他の「祭り」のことも。観光案内所はあるがガイダンス施設のようなものはなく、旧今井家住宅をおそらく市が買い取り、「史料館」とあるように、ガイダンス機能などももたせた公開施設としているよう。だいたい訪れた人は足をのばすようなので、それでもいいのだが、今井家住宅本体は重文で建物を見てもらうところ。こうした展示は、そこから奥へ進んだ蔵などの別棟でやっているので、そこまで行かない人もいるかもしれない。
◆簡単でもいいから、ガイダンス的な、町の成り立ちとか、町屋の特徴とかを解説したものが、わかりやすい場所にあってもいいのではと思う。そして何より、紙がこのマチを栄えさせたので、和紙の里会館や用具ミュージアムが一方であるが、マチなかにも美濃紙の歴史を伝えるような機能をもたせたものがあってもいいのにと思う。
◆そしてガイドブックですね。蕎麦屋で、デンケン協議会が毎年作る冊子を見た。これほしいな、と。デンケンは、文化庁のHPに行くと、すべてPDFがダウンロードできる。が、一方でデンケンになっている箇所がすべて収録されたこの冊子は便利なものである。ちょっとずれた。これは全国のデンケンをざっと見るのに便利だなと思ったわけだが、美濃のデンケンを解説した冊子があってもいいのに(マップはむろんある)。
◆それと紙漉きの冊子。和紙の里会館の展示は、お金がかかっていて、各工程の模型が作られるなど、なかなか丁寧な展示で多く学べるのだが、図録がない。写真撮影禁止とするなら、なおさらあってしかるべき。30頁くらいで500円くらいの、展示原稿をまとめた図録を作ってくれるとありがたいのに、ない。こっちも、やはり蕎麦屋に、美濃市文化遺産活用実行委員会がH25年11月に作った「本美濃紙」という冊子が置いてあり、欲しい!、と。これ文化庁の活用補助事業で作ったもので、ばらまいて終わりになっているよう。補助事業で編集したものを、改訂・増刷して販売してもええやん!、と思うのだが。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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