人を幸せにする人になろう

山中一郎先生

◆昨年7月に山中一郎先生が亡くなった。知ったのは、しばらくあと、奈文研のM氏から聞かされた。『フランスで会った人々』だったか、ネットで検索すると、没後に刊行され、関係者に配られたらしい。退任時の集まりを記事にし、瓦のことを書いたが、ほんの5年前くらいだったろうか。病状に対し、すべて処理をして死を待った、らしい。
◆死を悼むブログ記事が3つほどあった。そのうちのひとつを引用する。「山中先生は私の博物館学の恩師である。もっとも、山中先生の授業には1回しか出ていない。初回授業で山中先生は、黒板に3冊の書名を書いて、「日本の博物館のことは、この3冊を読めば全部分かる。授業には出なくていいから、博物館へ行って、面白い博物館があったら、僕の研究室に来て話してくれ」と言われた。その日の授業はそれで終わったのだと思う」。その3冊、是非とも教えて欲しいもの。
◆機能形態学と技術形態学だったか、その形を規定するのは、機能と技術である、ということか。忘却ですが・・・。ルロアグーラン先生、フランソワボルドー、ボルドー型式学、とか、断片が思い浮かびます。中国の旧石器を授業でやっていたが、出てません・・・、すいません。
◆はじめて高槻市埋文センターに行ったのは、山中先生の授業でした。その時にもらった遺跡地図は長いこともっていた。そのあと、山中先生の家に行き、楽しく呑み・・・。あのときは同期の5人だけだったのか。残された者は、思い出して偲ぶしかありません。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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