人を幸せにする人になろう

郡山新木山古墳の調査を見る

◆近頃は、『ヒストリア』の記事を、北山さんほかに任せているので、そこは気楽。その分、自分で48400e16.JPGコマメにメモを取ったり、土層をじろじろ見たりしなくなっている。よくないですね。記事を書くとなると、調査地点とそこでの所見をちゃんとわかってないとイカンが、トレンチが多いと、どこのことだったか写真も含めてよく混乱したもの。まあしかし、もちろんポイントは見ているつもりです。
◆『書陵部紀要』の記載も詳細になって大部になって充実して行き届いたものになる。個々の成果や判断はそれを待つ。宮内庁の調査を信用している。むろん調査区の不満はあるが。むしろ、詳細な報告が『書陵部紀要』に報告されたあと、毎回、重要な古墳の発掘成果であるので、きちんと読むべき。まあ、報告書はきちんと記録され、必要なときに確認するといった性質ではあるが、7月に懇談会があるので、調査成果について目を通し、なんか言うことがあれば言う必要もある。
◆コナベの報告を見て、やっぱりすごいわけだ。ちゃんと見なあかん。ちなみに、前に堺市から出た百舌鳥御廟山の報告書に触れたが、これ、宮内庁の書陵部紀要の報告を合わせて、ひとつの古墳の報告書としたもの。前にも書いたと思うが、これがほんとの共同調査で、広陵町の新木山古墳の場合が同時調査である。誤字の訂正のみならず、改めて見直しての修正もされているようで、宮内庁の報告としても、堺市のこの報告書の記述が最終的なもの、と書かれてある。そういう報告書なのである。今日の検討会で紹介しようかと持って行っていたが、忘れていた。まあ、これもじっくり見るには、ゴツすぎる。オレは大仙の相似墳とみてきたので、それでいいか、調査にもとづく復元案でチェックをかけ、埴輪の時期判断を読ませてもらい、しっくりくるかどうかである。長くなったので、郡山新木山のことは項目を改める。

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雲楽
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男性
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1964/03/22
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大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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