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長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産

◆ウィキから経緯を。
◆2013年8月に文化庁が推薦候補としたが、ご承知の通り、内閣主導で「明治日本の産業革命遺産」を推薦することになり、1年遅れ、2015年1月に推薦。しかし、国際記念物遺跡会議(ICOMOS)から注文がついて取り下げ。長崎県はICOMOSとアドバイザー契約を結ぶ。明治時代以降に建てられた教会単体を遺産とするのでなく、隠れキリシタンが形成した集落を遺産とし、国内での法的保護根拠を重要文化的景観とすることを決める。構成資産の見直しや名称変更を経て、2017年に推薦、2018年5月4日に登録勧告、6月に登録決定。
◆構成資産のひとつである出津(しつ)集落については、旧出津救助院が(ドロ神父記念館となっている旧出津救助院鰯網工場 を含め)2003年に重要文化財指定、ドロ神父が1882年に完成させた出津教会は2011年に重要文化財指定、そして集落域が2012年に国の重要文化的景観に選定された(「長崎市外海の石積集落景観」)。出津の北の大野については、1893年にやはりドロ神父の建てた大野教会が2008年に重要文化財指定。重要文化的景観への選定はまだのよう。
◆重要文化的景観として範囲を線引きし、それとイコールなんだろうと思うが、世界遺産の構成資産として線引きされているんでしょうね。その範囲図のようなものは、どこかで見たかな~
 

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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