人を幸せにする人になろう

1月29日の大阪中央郵便局の緊急シンポに参加しました

◆定員150名のところ、入りきらずに立ち見も出る状態でした70511d47.JPG。
◆大阪駅前に高さをそろえて美観地区を作りだそう(高さをそろえる)とした時期の、いまのこる唯一の建物だそうです。建築上、高い評価を受けていると同時に、大阪駅前の都市計画の歴史を伝える33440822.JPGものでもあるようです。
◆東京も郵便局会社が収入をえるため、高層ビルを建て、テナントを募集しているようですが、余っている状態で、家賃も相場が下がり、かけた金に対して回収も危ぶまれているとのこと。大阪の場合も、北ヤードを含め駅前の再開発が進む中、1000億円かけて高層ビルを建てても回収できるかきわめてあやしいとのことです。そうした構想がなお揺れ動いていることは、解体を急ぎながら、3年間は空閑地として遊ばしておくというところにも表れているようです。
◆集会では、味わいある建築物をリニューアルして成功している例も紹介されていました。残す範囲が狭すぎる(東京は解体が始まってからの運動で保存範囲が当初の倍になったとのことです)、ということかと漠然と考えてきましたが、丸ごと残して50億円くらいで改修して、魅力を作りだす方がはるかに危険がなく現実的だ、という主張は説得力がありました。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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