人を幸せにする人になろう

2月12日、宇摩向山古墳を見る

◆翌日、朝から歩いて古墳に向かう。須恵器の刻書で「馬評」というのが採集されているらしく (これが岡山県博にあるんだとか)、それが宇摩という2字に8世紀になったよう。
◆うっすらとした雪化粧のなか、大型長方形墳を見る。西側の第1世紀室は巨石墳。まあ石舞台式相当かなと思われる。東石室はもっと大きいのだが、まだ発掘はされていない。北辺と東辺の区画溝が出ており(西側は段差?)、南の前面側でも規定石が見つかっていて、墳丘規模が復元されている。なんと東西長が70m。電卓をたたくと46歩かなと推測できる。いや~感動しました。ワクワクします。
【追記】2月13日、注文していた報告書が届く。発掘で出土した須恵器から初葬はTK209にさかのぼるとしている。まあ、ええとこです。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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