人を幸せにする人になろう

2016年8月29日(月曜日)久津川車塚

◆雨の確率高し。が、午前はなんとかなると。参加。城陽市担当者。自分。阿部(市大)。木下(立命)。泉・田口(奈良大)。相馬(近大)。今季でいちばん少ない・・・。
◆(1)埋葬施設は、現状の清掃と写真。釘を6本打って座標を入れ、フォトスキャン用の 写真撮影。(2)カコイラは取り上げ継続。昼前に槽形埴輪を確認。完全でなく大きく2つの破片(さらに2つ3つになっている)が下層から出土した。ピンピンで風化せず、焼きもよく硬緻。樋状の窪みのある短辺部。もうひとつは内部を仕切る突帯があり、これもピンピン。で槽の高さも変えてある。めっちゃ写実的なんとちゃうか。(3)テラス面。3人なので、上から仕上げよと。葺き石の目地だし、石のない撹乱部の掘り下げ。調査区の整形など。大きい2石は動いていると思っていたが、調査区上端部の葺石(幅の半分はない)に続く傾斜下部の葺き石はさらに残りが悪いがそれでも南壁沿いのものはイキかなと。そうするとずいぶんと傾斜が緩く、それからすると、考えていたよりも西に基底が来て、大石の上の方のヤツは据わっているのかな、と。葺き石斜面の下半部は、まだ転石が残り、撹乱内部も掘り切れていないが、もうちょっと。
◆テラス面は葺石がカッコつけば、テラス面そのものの礫出しをして樹立埴輪のところまで進むことである。
◆昼前から雨が降り出し、中止とする。みな弁当をもって宿舎へ。自分は研究室へ。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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