人を幸せにする人になろう

2018年11月22日、雲雀山

◆滋賀県、現長浜市の雲雀山古墳群の3基をうちの大学が掘ったのは、1951年と1952年のこと。大 学には収蔵室のようなものがあり、そこにいろんなものがあったようだ。いまの文学部棟ができた時も、1室がそれにあてられていたのかな。2000年にどうであったかも、もはや記憶にない。考古学実習室なる1室があって、その後、引っ越しも何度かやったような。
◆藤原さんが去り、角田さんも辞め、関係者は直木先生のみとなり、1981年だかに栄原先生に引き継がれる。1993年の頃に、8割がたの資料を安土城考古博物館に預けたようだ。
◆2000年以降、考古学実習などで、倉庫にある遺物をひっかきまわしたりして、一応、東栗山などの縄文土器類、糞置の資料など、仕訳はして4階の機械室に入れてある(本来は301室をもらった段階で移動すべきでした)。雲雀山の資料がちらほら残っている、という程度の認識でした。
◆本日、安土城博の方が来られ、関係資料を集めることになった。栄原研究室からわたされた短甲は、そのまま自分の研究室に入れていた。ガラス小玉は301に展示。鉄器をやっている院生が鉄鏃の図面を書く練習をして、整理してくれていたもの。4階機械室から、須恵器、土師器壺、鉄器の残欠。これらが、ようやっとひとまとまりとなった。こういう機会でもないと、収まっているものを何とかすることもありません。いい機会をもらった。5箱に収納し、暗室にまとめておきました。既に大部分が安土にあり、うちで持つつもりはない(ミュージアムができたとしても)。移管にむけて相談していくこととなる。
◆今日は大仙古墳の見学会だそうですね。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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