人を幸せにする人になろう

翌日14日は奈良

◆カミさんと奈良へ出掛ける。なんだっけ、当麻寺の曼荼羅を見ようというのがきっかけだが、それなら興福寺も特別拝観をIMG_9337.JPGやっているし、東大寺ミュージアムにも行ってみたいと。
◆最初は元興寺、恥ずかしながら初めて。往事の大伽藍のうち、僧坊部分の一画がいまの元興寺。宝物館に入るが、ちょっとくたびれてきている。
◆猿沢の池のほとりで昼を食べ、興福寺に行くが、人だらけで見送り、当初の目的である当麻寺展へ。常設を展示をすべてとっぱらっての大展示。お寺で見るのがいいのは確かだが、展示施設で見るのもまた違ったよさがある。まあ古いものがよく残っているモノだ。曼荼羅も、複製が3つ作られたとか、現存するのは2つで、複製の最初のヤツは寺にはないという。どこへ行ったのだろうか。とにかく奈良時代のほんものは、絹のようだが、裏打ちを直したりしてきたのだろうが、ふだんは巻いているのかな。とにかく、壁面にぶらさげてホンモノを見ることができたわけだが、絹地が折れて、横方向のオレが無数に入る。こIMG_9342.JPGういうのも、しっかりした裏地に固定し、保存処理し、広げた状態で保管していくのがいいのだろうが、デカすぎるんでしょうね。
 

4月13日、淡路の地震と大歴現地見学検討会

◆4月13日の現地見学検討会の朝、5時33分、カミさんがびっくりして飛び起きて起こされる。携帯に入った緊急地震速報にIMG_9330.JPGびっくりしたという。かなりの揺れであった。ただちにテレビをつけると、NHKはすぐに臨時の地震速報となっていた。1~2分くらい、これもまたすごい体制である。震源が特定され、淡路の断層で、震源は浅く、津波の心配はないとのアナウンス。南海トラフではなかった。そうこうするうちにヘリも淡路に飛んでいた。
◆被害が具体的にわかってくる前に、車で神戸に出る。阪神高速神戸線は込んでいて、関係者9:30集合にぎりぎり間に合わなかったが、35分くらいには兵庫駅南に資料をもって到着した。が、途中、電話が入り、大阪駅まで来たが電車が動いてませんとの連絡が入る。私鉄はぼちぼち動いていたが、集合場所のJRが動いていない。天野君と河野さんがいるだけ。あれあれ、どないなるねん。電車が動いていないならしゃーない。10:00に見学会開始をひとまず30分ずらす。結局、地元の方々10数名くらいであった。
◆11:00まで待って、遅れていた企画委員2人は午後の会場に行ってもらい、会場設営にかかる。午後、やっぱり集まりは悪い。関係者を入れても40弱というところか。発表者の1人は滋賀からで、京都駅まで来たがストップしているとの連絡が入り、行けないかも・・・との連絡も入り、阪急でとにかく来てくれと頼み、発表順を入れ替え、なんとか予定通り3人の報告をいただいた。発表もよかったし、人数が少ないのはとてももったいないが、いたしかたないところ。
◆あれから1週間か。いろいろ思うところもあったが、既に過去になりつつある。

室津の大阪城残石

◆室津に大阪城の残石があるとは思わなかった。最初見たとき、きっと小豆島から移したんだろうと思ったが、説明看板による70e7f455.JPGと、室津の海に沈んでいて引き揚げたものという。

室津の幼稚園と小学校

◆沿岸部にある小学校と幼稚園、なかなか趣がある。小学校は伝建のまちである室津を意識して、一定、景観cb4f8d77.JPGを配慮したデザインなんだろう。建物の全体の写真を撮るのを忘れたが、桜のむこうにあるやつ。最近、新しく4b27f9c0.JPGなった?。それとその東隣にある幼稚園は、これは大陸風というか、海に面したオレンジ色の瓦屋根の非日本的なもので、これはこれでおしゃれである。
 

室津の賀茂神社

◆室津の賀茂神社は11世紀末・12世紀はじめに京都から勧請したものという。なかなか立派な神社である。桜は満開。a823dd12.JPG
 

4月7日、室津

◆土曜日に一仕事してから、加古川に行く。この日、爆弾低気圧が通過するというので、外出は控えるようにニュースでさんざaae9e911.JPGんアナウンスがあった。おかげで阪神高速はガラガラですいすいと到着。やはり時折の風は怖い63a296eb.JPGのでスピードは抑え気味。
◆翌日、親と室津にでかける。両親は何度も訪れており、正月もカキを買いに来たとのことだが、恥ずかしながら、われわれは行ったことがない。むかし発掘であのあたりに泊まっていたときに、ドライブで七曲がりをめぐった記憶はあるので、通ってはいるのだろうが。
◆旧御津町、いまは、たつの市。カキを販売している西側に車を止め、まちなかを散策。海駅館というのと民俗館というのがある。この日、偶然、小五月祭で、賀茂神社でいまは祭礼をしているが、もうすぐ街中を練り歩くというのを海駅館で聞いて喜んだが、天候不順のため中止となったとの情報が聞こえてきて残念。もっとも天候はぜんぜん大丈夫なのだが。

博物館実習室の整備(4月2日)

◆今年度から実習室になる2コマ分のスペースは、完全にはサラになっておらず、モノが置かれたままではあったが、4月2日IMG_9441.JPGに設営と決め作業にかかる。前年度のものを廊下をはさんだ院生共同研究室に移し、机椅子を配置し、パソコンを4段設置。あわせて考古学実習室の懸案の片付けも行った。パソコンまわりは院生の徳満君に全面的にお願いした。
◆この日、朝10時から夜まで丸1日かかったが、新しい部屋の整備のカタがついた(実際にはパソコンへのソフトのインストールや認証など、翌日までかかったわけだが)。

新学期が始まり

◆定年まであと16年。新学期が始まる。なにかとあるので、ブログの更新も滞っている。明日は大歴の現地見学検討会。これが終われば、一息付ける。この間のいろんなことを日曜日にでも書き込もう。
◆奈良博の当麻寺展で、ほんまもんの曼荼羅が見れるらしい。興福寺の特別拝観もやっているとのこと。来週にむけて、日曜日にやっておくことはあるのだけれど、奈良に行くかもね。
◆はや桜も終わり、日に日に葉がにょきにょきと。科研も落ちたし、軍資金なし。さて、どうするか。

沖縄基地の返還に関する覚え

◆新聞記事が出ていました。自分の覚えとして、記事に付してあった地図をアップする。79832641.JPG

発掘調査の手引き

◆各種遺跡調査編が届いた。執筆者、取りまとめにあたられた方々に敬意を表します。ef8ae8b0.JPG

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
61
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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