人を幸せにする人になろう

いくつか

◆今晩、残りの備品類の調べをやって、リーフの原稿を仕上げて・・・、とはいくまい。もうねむい。が、新聞などをみながら、いくつか書こうかな、と。
◆(1)前にアップしようとメモを書きかけ、そのままになっていること。北朝鮮がICBM開発に事実上成功したという、衛星とやらの打ち上げ。国連のなんとかに違反するのだとか。が、要するに技術をもつ奴が、自分らはいいと、独占したいと、不拡散というのは美辞麗句、自分らの覇権を維持したいために縛りを作ったもの。そんなもん自分らのミサイルを破棄しない以上、守らなあかんという説得力はない。一方、明らかな軍事目的のアメリカによるミニスペースシャトルの打ち上げ成功は、なんら非難されることはない。そして、繰り返すが、日本も同じ技術を保持すべく、固体燃料ロケットの打ち上げに成功した(ウソでした。打ち上げるというのが発表されたところ)。まったく北朝鮮と同じ技術開発をやっている。外面(そとずら)は確かに衛星、しかし軍事転用のねらいを隠しているだけで、北朝鮮がアカラサマなのと違うだけ。その日本が非難されることはない。別に北朝鮮は悪くないとか、しゃーないとか、言っているわけではない。現体制が崩壊し、民主化されることを願うし、軍事技術開発もやってほしくはない。一方的な非難の大合唱を見て、おかしいやろ、ということ。イスラエルがどんなにガザを砲撃しても、アメリカは擁護し、イスラエルに軍事介入することは金輪際ありえず、そのことは問題にされない。イスラエルを、アメリカが制裁する話などありえない。そんなもの・・・。表面の報道のいかに皮相なことか。
◆(2)大阪府が教育目標を立て、義務教育終了時点で自分の考えを英語で正確に伝えられるようにする、と。アホですね。松井君は英語そんなに堪能なんですかね。あるいは自分が15才だったとき、どうでしたか。はたまた、いま大阪府知事をやっていて、まっとうに小学生や中学生や高校生やらの成績を、たとえば日本語とか見て、それでもやることが英語なんでしょうか。この日、オール英語で授業をやっている大学が見開き2面で紹介されていた。絶対的にイイコトダとばかりに。市大(府市合わせ大学?)を勤め上げることができるとして、その間に英語で授業せよ、と命じられないことを祈るばかりである。ここは植民地ですね。
◆(3)男女間の給与格差が西欧に比べると大きいということが新聞で報じられていたそうです(カミさん3350.gif談)。そういえば、第一子が生まれると仕事をやめる人がやはり多いといった見出しがあったような、かすかな記憶。で、ネットで調べたらグラフがありました。ちょっとわかりにくいけど、上の方が格差が大きいよう。下に行って、フランスが10というのは、男100に対して女90という意味のようです。こないだ時計台の前を通っていると、うちの杉の子保育園の子供たちがわーわーと遊んでいて、なかなかほほえましい光景でした。大学という研究機関があって、そこに保育園があって、その園児たちが保母さんに見守られてキャンパスで遊んでいる姿が、とてもよかった。だが、この運営も縮小させられていっているようで、1年ほど前から問題が顕在化してきた。対象をフルタイムの職員の子に限り、一時保育はやめ、研究員とかは対象外とのこと。あてにしていたが、という声も複数きいた。
 

年末、首が・・・

◆いろんな仕事が押し寄せてくる。投げ出したいものである。が、できないわけで・・・
◆新ネタはなにもありません。松岳山の図でも出しとくか。ちょこっと残っているのだが・・・(いつ終わるねん)。まあ、仕事60010c67.jpgはいつも遅い。藤林が手を付け、道上がほぼなぞり、木建さんに仕上げてもらっている。前の段階より、神社地なども入り、できてきたなというところ。この図もケバを入れている途中だが、およそ最終調整を終えている。
◆まあ、世の中はレーザーの時代ではあるが、仕上がった図を見てると、手測りもやはりいいもんだ。誰も褒めてくれないので、自分で褒めておこう。よくやった!(いや、まだ完成してないって!)。
◆博物館実習室整備関係の予算が認められ、今年度で残り半分の執行が可能となり、実際に購入する椅子やらパソコンやらパーティションやら、スクリーンやら展示ケースやら、あれこれと発注するための型番まで決めなければならず、5冊ほどカタログをくって日が暮れていく。まあ、市大の文学部の考古教員は博物館関係の担当ともなっていくと考えられ、ありがたいことに部屋が(狭いが)確保され、そこに必要で適切な機材等を配備していくのは、オレの勤めではある。いろいろくっていくと、安いものや、よりイイモノも実際に見つかっていく。こういうのは、まあ、衝動買いではいけないけれど、決めるときは決めなきゃナランし。ということをやっているが、今日で終わらなかった。展示Bのリーフレットもできあがっていないまま、明日の展示入れ替えを迎えることになる。ああ。
◆昨日で博物館概論、年内を逃げ切った。年明けあと4回、いったいどうつないでいこうか・・・、ああ。

記録として

◆博物館実習展Aの公式記録写真を撮影する。そこから3カット。
◆大学史運営委員会とかでも好評とのこと。2週間はもったいないとも。ま、1年目ですから。また、1月になれば、学生た1c999ee6.JPGちに企画から撤収までの記録、感想、改善点などをまとめてもらい、記録集を作成するつもacdea5b8.JPGり。大学史資料室ニュースへの原稿依頼も来ているが、それfa75ba65.JPGはそれとして、実習のまとめの原稿は、内部文書でなく、『大学史資料室紀要』に掲載してもらおうかとも思っている。

富田林の展示

◆角南くんからチラシを送ってもらった。忙しい中、発掘した成果の速報をやっている。頑張ってくれ。うちも大学ミュージa51cd4ad.JPGアムがないなか、大学史資料室と連携し、博物館実習展を続けて、なんとか・・・、と思ってやっております。やれることをやっていきましょう。
◆『置かれた場所で咲きなさい』、ということで。

継体シンポ

◆塚口先生に送っていただいたものを読み。村居田古墳というのと、林ノ腰古墳という重要な前方後円墳を知る。前に学0a283557.jpg生と野洲あたりの古墳をめぐったとき、近江毛野の墓ってどれなんだろうと考えたことを思い出すが、辻川さんは林ノ腰古墳を候補と考えているとのこと。
◆継体が前代を継承している部分と、革新的なものを導入した部分と、0か100でないのは当然として、どう評価できるのか、ということがシンポで話題にされていた。古市末期をどう考えるかにつながる。横穴式石室も導入している、百済的な副葬品も導入している、それを定式化したみたいな評価をすべきでないかとの意見も。年代的に詰めるべきところは、とことんやらなあかんのでしょうね。しかし、授業でも使わせて貰い、こないだの阪南大シンポでも使った、道昭さんの播磨の編年表、これに古墳時代のだいたいの局面はすべて表れている。6世紀に入って、地域首長にとって時代は変わっていることは明らかだろう。ただ時期ですかね。継体生前というよりも6世紀半ばという見方もできるかもしれない。しかし、6世紀前半期(第2四半期)の淀川流域を見れば明らかだろう。一定の幅をもたせなあかんにしても、転換点は継体擁立にあるだろう。そして、ほぼ1代かぎりで続かないことは、安閑排除と欽明朝への転換が反映しているのだろう。
◆古市末期については、さらに考えたい。河内政権に接続され、仁賢の娘たちと結びつけられる。欽明だって古市で生まれ育ったからこそ、古市でモガリをするのだろう。が、6世紀中葉には、大和南部が核となる。
 

98かはく、99ルーブル

◆子供らの写真。8月1日?かな。上が6才、下が3才。恐竜展を見に行ったのでしょうか。679cd4ce.JPGfc286705.JPG
◆99、ユネスコの会議に行ったときのもの。どんな頭しとんのや・・・。
 

ほんとに佐味田宝塚の円筒棺?

◆いまはどうか知らないが、展示室の一画に横たえてあったと思う。1986年にスケッチしてます。この資料カードも捨てま104dc9cd.JPGしょう。

とくにどうということもなく

◆地震と津波のリーフレット、和泉市史原稿、あともろもろを課題に出勤したが、まずは溜まったメール処理や事14c3f88e.JPG務仕事をやって既に13時をまわる。あきてきたので引き出しを片付け始める。集中力がないということ・・・。でモロモロ、捨てる。出てきたものをいくつか紹介します。まあ、個人的なものです。
◆ナブンケンの仕事始め記念写真1995。阪神大震災の起こった月ということになります。
 

岡山城

◆そのあと、大阪城の豊臣石垣がらみで、岡山城で古い時期の石垣を見せる施設を作っていることを、前の会議の時に1939858e.JPG知り、その話をしていると、寄っていただくことになる。で中の段の御殿の表示、それと2箇159ccdd2.JPG所の下層石垣露出展示の施設を見せて貰っ22dd209a.JPGた。その手前では、テニスコートのあった場所の、蔵の復元整備がいちおうできあがった姿も。
◆それと石垣修理で、解体せず、詰め物をしてもたせる方法を採ったという話も聞いた。やはり解体して積み直すと、現代の石垣になってしまうのだとか。はらみなどはあるが、できるだけ解体を避けて現状で固める方法が模索されているようだ。城郭の修理や整備など、素人ながら、いろいろ勉強をさせてもらった。
◆大阪城本丸でも、御殿を表示するのがまず課題となるが、岡山城でひとつの例を見ることができた。板張りと土間?で、遺構表示を変えたらしいが、舗装も色あせてくると区別がつかなくなるとの話も聞く。
 

12月14日は千足の現場

◆岡山千足古墳の発掘調査を見せていただく。朝、すこし遅れたが、10時前に岡山駅に降り立つ。塚口義信先生から、高島町の継体シンポの資料が送られてきたので、車中、それを読んでいた。
◆10月のレキハク以来の千足。墳丘裾部にトレンチが入り、数mの周溝がめぐっているのがとらえられていた。埴輪もけっこう出土しているようだ。丘陵を利用して築造するが、削り離し、ではなく、丘陵上に周溝がめぐる。ただし、もしかして段々になっているのでは、とのこと。造山古墳群、金蔵山古墳、岡山城、それに縄文の貝塚など、対応しなければならない対象に対し、一所懸命取り組んでおられる様子に感銘をおぼえる。造山古墳群についても、順次、陪冢の確認調査を進めては、追加して、一定の整備を続けていくとのこと。そして造山本体も視野に入っている。
◆史跡の範囲は、ほんとに墳丘の現状裾でしかなく、墳端・周濠など附帯するもの、保護すべき範囲を定めていく作業を続けていくとのことである。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
61
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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