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人を幸せにする人になろう

2017年10月13日(金)大学史展示

◆ようやっと、1日、これにあてた。この図を更新するのに費やした、という意味ではないですよ。履修生への指示や資料の提供など、展示の仕事、という意味。
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選挙です

◆前の選挙の時、集団的自衛権は行使できないという政府見解を曲げて法律を作りますという公約 はなかった。共謀罪をこんどこそ通しますとは公約にかかげなかった。そんなもんです。自衛隊の存在を認める世論が多くを占めることからすると、9条第3項追加は実現するかもしれない。が、それにとどまるかどうかは、わかりませんよ。多数を占め、憲法を改正できるとなると、あれもこれもと盛り込む可能性がある、と思っていた方がよい。わたしなんかは、どうせ自衛隊を書き込むなら、攻撃を受けた時の国連発動までの自衛的行為のためのものである。第4項として集団的自衛権は認めない、という9条にすべきと思います。
◆今朝のニュースで(画像はないテレビ)、18歳ではじめて選挙に行く高校生らが、授業で?、ディベートさせるんだとか。あるグループは、SNSで、北朝鮮の脅威の問題がやはり大きいと、それについて意見を出し合ったと。みな偏りがあるとはいえ、SNSをまんべんなく見るわけでもなかろう。声の大きいのは、そして検索して出てくるのは、軒並み、脅威、対応せなあかん、というものだろう。で、そう思わせることに成功しているわけです。「国難」・・・。地方都市や農村をどうすんねん、ということの方が大事だろうに。
◆解散するとなった初期の頃の新聞で読んだのが、たぶん事実だろう。要するに、確実に自分の治世で憲法改正をやる、と。そのためには、いまの残り任期では無理。国会で発議し、国民投票にかけ、実際に改正憲法を見届けるには、次の任期4年がいる。また総裁選挙でも再選されないといけない。いまなら勝てる、と。そういう解散なわけです。
◆で、自民党は堅調だと・・・。

11月25日こんなんある

◆大学史展示とからんで行ってみたいもの。そもそも、これら博+学の委員でありながら、企画は 知っていたが、実施日がチェックできておらず、見学会を入れてしまった。

クンツゥルワシ通信

◆一時帰国からペルーに戻って、早いもので2カ月以上が経ちました。いかがお過ごしですか?
後期の授業も始まったということで、またお忙しくされていらっしゃることと思います。最近は、イラスレーターの使い方を覚え、ちょっとずつ博物館のお土産のデザインやパンフレットの製作を進めています。
◆さて今回、今月10月21日から東京上野科学博物館で開催されます、『古代アンデス文明展』のご案内をさせて頂きたくご連絡致しました 。この展覧会では、ペルー各地の各時代の代表的な土器や金製品が集結するそうです。監修の島田泉先生(南イリノイ大学)は、ペルー北部チクラヨ地域のピラミッドの研究発掘や、リマのパチャカマック遺跡の発掘調査を手掛けた先生です。今回の展覧会では、クントゥル・ワシの発掘調査を手掛けた先生方も、パネル解説や図録製作等に携わっており、クントゥル・ワシの金製品のレプリカ(東京大学所蔵のもの)も展示されるようです。また今後1年ほどかけて、仙台、山梨、福岡を巡回するようなので、ぜひお時間があれば、行かれてみてく ださい。

大平塚

◆この日、前から、後期の科研の調査の一環で、フォトスキャンでの石室計測をやっていこうとし ており、頭出しで大平塚をやってみるつもりにしていました。座標を入れるための1mモノサシは準備しかかったができず、家に1mピンポールがあったので、それを積んでいたが、使うのを忘れ、合成しただけですが・・・。
◆要するに、トータルステーションなど持ち込まず、簡易に寸法と水平を出すにはどうしたらいいかと考えております。プランはあり、1mのモノサシを少し加工してという案はできていたのですが、準備するところまで行きませんでした。
◆なので、合成だけです。ライトもなく、あまり推奨されていないフラッシュ撮影でした。ところどころ穴がありますが、10分程度の撮影で、これだけのことはできるわけです。
◆まあそんなんで、Jムークの原稿もできておらず、モロモロについて物理的時間をかけて解消していくことは進んでいませんが、今週も平日、しっかりやっていこうと・・・。

2017年10月9日は法事

◆11時からというので、830に家を出て和歌山に向かいました。12時までで終了。そのあと、久しぶ りに高野山に上がりました。けっこうな観光客で賑わっておりました。インバウンドとやらがあり、外国人観光客が増えているのは確かでしょうが、おそらく日本人自身があちこち出かけていくことが増えているのだろうと思います。熱海も、さびれていたのに、この5年ほどでだいぶ変わってきた、という話を聞きます。
◆高野山はしかし、食事に行くためで、すぐに下りてきました。

2017年10月8日(日)

◆土曜日は、大学でひたすらモロモロ片づけておりました。月曜日の祝日は法事が予定されてい て、日曜日も職場に出てきて続きを、と思っていましたが、家のことをすることになりました。家族4人から2人になり、一度、子供らのものを片づけたことが1度ありました。が、まだまだというところ。1日中、片づけ、捨てるものをまとめ、配置を少し直したり。おかげで、ずいぶんとスッキリしました。あれもせな、これもせな、というのは頭からはずして。
◆この週末は、東町、国分本町の祭りでした。来週が旭が丘の祭り。土曜日も夜、車で帰っていると、藤井寺の府道をだんじりが通っていました。

ようやっと、ひとつ・・・

◆学期が始まりました。多方面にご迷惑をおかけしています。絶対量からすると、物理的時間をかけて解消していくほかはなし。
◆2年前、カカトを骨折し、造り出しの発掘最終盤で離脱してしまい、病院で書いた原稿。あれから2年。その間の紆余曲折を経て、いま再投稿を果たせました。「いまはこれが精一杯」。先週で完了して、と思っていましたが、1週間かかってしまいました。次はJムーク・・・。その前に、本日、第1回目だけだが、博物館展示論の授業準備にかかろう。いや、その前にヒストリア・・・。

文化財保護法改正

いろいろと話が舞い込んでおります。しばらくの間調べたもの。

2011年度(H23)に活用事業予算名[文化遺産を活かした観光振興・地域活性化事業]を開始する(~H24まで)。保存や史跡整備の予算項目に対し、活用事業についても以前から立てていたと思われる(未確認)が、2011年度の[文化遺産を活かした観光振興・地域活性化事業]には、「観光」と「地域活性化」が入っている。この時点では政府あげてのものでなく、予算規模や事業は大きくはない(のだろう)。
2013年度(H25)から、活用事業予算名は[文化遺産地域活性化推進事業]となり、「観光」という文言は落ちる。「地域活性化に資する各地域の実情に適した総合的な取組を支援」するものとする。
◆2014年度(H26)には、活用事業予算名[文化遺産を活かした地域活性化事業]となり、補助金事業への応募に際し、「総合的な取組に関する計画」が策定されていることを条件とすることが始まる。この計画は、2007年に提言した「歴史文化基本構想」を念頭に置いたものであろう。
◆2015年度(H27)には、日本遺産の制度を設け、また活用事業予算名[文化遺産を活かした地域活性化事業]の補助メニューに「歴史文化基本構想策定支援事業」が加わった。これは「各地方公共団体が,地域に存在する文化財を指定・未指定にかかわらず幅広く捉えて,的確に把握し,文化財をその周辺環境を含めて総合的に保存・活用するための基本的な構想「歴史文化基本構想」を策定するため」のものである。
 また日本遺産については、「地域が主体となって総合的に整備・活用し,国内だけでなく海外へも戦略的に発信していくことにより,地域の活性化を図ることを目的とし」、「地域に点在する遺産を「面」として活用し,発信することで,地域活性化を図る」とする。またこれにより、「認定された当該地域の認知度が高まるとともに,今後,日本遺産を通じた様々な取組を行うことにより,地域住民のアイデンティティの再確認や地域のブランド化等にも貢献し,ひいては地方創生に大いに資するものとなると考えてい」る。申請条件として、「歴史文化基本構想又は歴史的風致維持向上計画を策定済み」であること、認定の判断項目の中に、「日本遺産という資源を活かした地域づくりについての将来像(ビジョン)と,実現に向けた具体的な方策が適切に示されていること」や、「日本遺産を通じた地域活性化の推進が可能となる体制が整備されていること」も加えてある。
 この年度末の2016年3月に「明日の日本を支える観光ビジョン構想会議」が、『明日の日本を支える観光ビジョン』をまとめる。そのなかで、文化財の「保存優先」から「理解促進」と「活用」への転換を謳い、この目的に沿った1000事業の実施と200箇所の観光拠点の整備が書き込まれている。
◆2016年度(H28)には、活用事業予算名「文化財総合活用プラン」(?)(96億円)のなかに、「文化遺産を活かした地域活性化事業」(21億円)に加え、前年度から始まった日本遺産に認定された対象への「日本遺産魅力発信推進事業」(12億円)が始まる。
 この2016年度には、前年度末の『明日の日本を支える観光ビジョン』を承けて、省庁協議が進み、文化庁の対応がまとめられていったと思われる。
 2017年度(H29)予算要求では、活用事業予算名を「文化財総合活用・観光振興戦略プラン」と変え、観光ビジョンにもとづき行動指針〈文化財活用・理解促進プログラム2020〉を策定し、2020年までに観光資源化への1000事業と200箇所の観光拠点整備の方針が書き込まれている。また、観光拠点形成のための新たな補助事業「観光拠点形成重点支援事業」が既に立てられている。
 内閣官房と国土交通省観光庁が2017年1月にまとめた『「明日の日本の支える観光ビジョン」主要施策に係る取組について』において、「文化財の観光資源としての開花」として、上記文化庁の対応が盛り込まれている。
◆今年度2017年度(H29)には、「観光拠点形成重点支援事業」として、1件(高山市3億円)が交付されている。2018年度からは重点要求となるのだろう。
 そして5月に文部科学大臣が文化審議会へ諮問、今回の『中間まとめ』となる。

◆予算の名前とか補助事業名とか、間違っているところもあるかもしれませんが。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
61
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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