人を幸せにする人になろう

あくなき欲

◆ある記事を読んで、書こうと思ったんですが、もはや記憶のかなた。湯川秀樹の書いたものを思い出した。利便性や効率や、なんていったらいいのか、そういうものを追求し続けることが、人間を不幸にしたり、自然を破壊したり、そんな話だったのかな。梅棹忠夫もスピードを落とせ、といったことを書いていたような記憶も。ある記事には、そういう趣旨で、人間が抑制できないのが「○○」といったその人の選んだ言葉があったのですが、それがしっくりこないもので、どう言い換えたらいいのかと考えたのが「あくなき欲」。そのメモだけが手元に残り本旨があいまい、という次第。
◆前にカミさんが、大学のPCでホテルか飛行機か、なんかを予約しようとすると、遅いんだそうです。ところが、授業が終わる時間が過ぎると、さくさく動くと。つまりは大学がネット環境を整えるというのは、学生が授業中にゲームやら映画やらSNSやらそういうもので遊ぶ環境を整えている、ということなんです。速さとか容量とか、あくなき欲求、しかしそれは何のため?、早やけりゃいいの、ということ。また、アプリなる、そんなことができんでもええ、というものがアホみたいに量産されているわけでしょ。それが人間を退化させることにつながっているのでは。
◆人間らしさとか、幸福とか、は、そういう「あくなき欲」にしたがって次々に生み出される利便とかなんとか、とはまったく無関係なのである。

神武天皇2600年大祭

◆4月3日は、戦前は祭日だったという(命日)。昭和15年が紀元2600年だが、今年が没後2600年という。いまさらですが、4月の頃、交通規制だかなんかの表示を見て、気になっていた。橿原神宮の行事であり、宮内庁もまた仕事として神武陵を祀る。が、これに対して、奈良県や橿原市は一緒になってやったらあかんはず。実際に公費が支出されているかどうかが気になる。観光の一環として連携行事をやったとしたら、それはOKなのか。憲法学者の判断は?。
◆10日、こないだ橿原神宮の前を通ったら、「日本のはじまり」といった幟がいっぱい立てられている。この日、アベがやってきたらしく(なんのため?)、あちこちに警官が立っていた。来たのは午前で、われわれは桜井におり、午後、橿原で、もう警備も終わりという時期だったよう。
◆宮内庁が神武に限らず歴代の天皇の命日に祭礼を行うことは、仕事である。しかしこれはあくまで私的なもので、日本国の一般行政とは関係ありません。宮内庁職員以外の日本国民は、2月11日に橿原宮で神武天皇が即位したといったことが馬鹿げた虚構であると理解しないといけない。ファクトとしての理解、その先でありがたがるのは自由だ。

2016年6月10日クサ墓計測

◆桜井市埋蔵文化財センターのご理解をいただき、計測させてもらう。
◆カミさんと摂南の学生1名。9時前から開始、岩屋山亜式。多少、清掃。梅雨の間の快晴で暑く、汗がボトボトと。計測終了後、 フォトスキャン用に、2組で玄室と羨道の写真を三脚を立てて撮影。先週の市尾墓山と宮塚も、手持ちの画像で、簡単に合成はできたが、画像を貼っているのでできているように見えて、点群データ的にはぜんぜん。写真もブレている。レーザーとの対比のためにも、写真画像をしっかりしたものを撮影し、それでもって比較する必要がある。
◆けっこういいデータが取れたようです。狭いので撮れていないところもあるし、こっちが担当した開口部から羨道部の画像は組み込んで貼り合わせてないが。また処理にものすごく時間がかかるので、低密度にして処理したらしい。
◆桜井市センターのみなさん大勢で見学に来ていただき、いろいろ話ができたのも収穫。みなさん若く、活気があって、桜井市は元気だ!、と思った。

2016年6月8日 展示設計をはじめる

◆いよいよ恒藤記念室を仕上げていく必要があり、班の展示レイアウト案が前日の火曜日に出てき たこともあり、設計図を書き始める。

結局地図をいじり くつかわ

◆昭和31年の1万1の「寺田」があったので見る。箱塚があるではないか。また西山古墳群の丘陵も 未開発である。山のリアルさは、城陽町の都市計画図2500のいっちゃん古いものを探し出せば、そっちの方がいいのだが、宅地開発後ではしかたなし。どっちを取るか、というところ。この図に、古墳をドットしてみよう。
◆同じ地図で宇治を貼り合わせた。庵寺山も見える。

2016年6月6日久津川埴輪整理

◆新しい箱(袋120から130番台)について、多いものから8袋をやる。
◆別途、6月3日 城陽市整理事務所で2015埴輪洗い。
◆話は変わりますが、砂糖のことを「堺筋」いうねんて、知らんかったわ。

この間、いっぱい新聞記事ネタはあるのですが

◆手元にひとつあるので、挙げてみます。フランスでようやく。日本はまだ遠いか。 女性議員自身が反対しているのだから。
◆宮大工の記事を読みました。西岡常一の弟子になった人の話でした。簡単に弟子にしてくれないし、教えてくれない。その人の言葉。教えないんだそうです。教えられたことは身につかない。自分がやりたいから努力し身につけたものでないとアカン、という話、やら。この人は、とはいえ、伝統を守るために会社を作り人を育てているのですが、「日本の宮大工を俺が立派に継承する」みたいなやつはやめていく、毎日木をさわっているのが好きなんです、といった者が残っていくと。

大正10年の1万1

◆やっと地域連携センターでスキャンしている地図データを手に入れました。まだ大阪でも区画整 理が本格化しておらず、条里復元がこれでできる。大阪市街地のみなので、それ以外は1961年のものをベースマップにして、河内の条里をやっつけることができるだろう。
◆こないだ依網池について小文を書きましたが、あの時点ではまだ入手前で、刊行物になっているもののスキャンデータを用い、頁の切れ目がスリットになっていました。こういう図を手に入れると、うれしくなって等高線をなぞりはじめる。が、待てと。そんなことやっている場合ではない。さてどうしたもんだか。

2016年6月3日 市尾墓山石室の計測

◆高取町のKさんにお世話になり、まず市尾墓山についてやりました。主体は6世紀後半、そして7世 紀がテーマですが、牧野・谷首とやってきて、畿内型石室全体についても視野に入れておく必要がある。高井田山も考えていいかもしれません。
◆天気良く、ひなが、計測中の何時間か、ゆったりと過ごしました。Kさんには宮塚や市尾瓦窯についても案内いただきました。
◆あと、カミさんがフォトスキャンを導入しており、墓山古墳は最初の対象としては古く石も多く全部はやれませんが、試験的に実施し、帰ってきてからマッチングをやりました。来週はフォトスキャンも本番としてやり、レーザーとの比較なんかもできれば学問的にも重要ではないでしょ うか。
◆車を車検に出す。15万㎞走っている。

恒藤記念室展示

◆5月17日(第5回)は各班でテーマに沿って資料をもとに短い発表と質疑。
◆5月24日は、『目録』か ら見たい資料を大学史にリストをわたし、出しておいてもらい、展示室で各班で検討。別途、展示室の採寸や、出てきた資料の写真撮影や調書作り(写真)。
◆5月31日。事前に
追加閲覧希望リストを出してもらい、大学史に出しておいてもらう。また30日〆切で各班から提出された各テーマごとの資料を印刷したものと、昨年の展示設計の一部を資料として準備。再度、展示プラン作成にむけて検討を継続。自分は各班をまわり、検討している内容について意見交換をしてまわる。18:00をまわっても、熱心に各班やってくれている。
◆来週は、具体の展示プランの提案に進む予定。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
62
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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