人を幸せにする人になろう
- 日々の雑多な感想や記録を書き留めていくことにします―2008年6月~―
2023年9月18日 旧美杉村2
◆次いで北畠城館跡は、某役所にいる頃、発掘調査が進められていて、パンフレットなどをもらって知っていた。山奥というイメージしかもっておらず、美杉村にあるとちゃんとわかっていたわけではない。伊勢国司として240年間存続したとのことだが、伊勢平野のどまんなかでなく、山あいの地である。で、これが雲出(くもづ)川の上流部なのだ。
◆行きは、とにかく北畠城館跡に向かい、いまの国道を行き、昼前にはたどりつく。津市美杉ふるさと館という資料館をまず見学する。立派な展示施設である。
2023年9月18日 旧美杉村1
◆美杉村に入り、奥津というところで国道脇に鉄道が見えた。名松線(名前くらいは知っていたが)。北畠の城館は、その東、多気というところにあり、その間に飼坂(かいさか)峠というのがある。いまはトンネルを通した道が整備されているが、伊勢本街道では最大のアップダウンの難所だったらしい。
◆今回のテーマは伊勢本街道となる。これが東西に通り、明治中期まで伊勢参りの旅客で賑わい、宿場町が発達した。美杉村の範囲では、多気宿・(飼坂峠・)奥津宿がもっとも賑わったという。
2023年9月14・15・16日、和泉市黒鳥町合同調査
◆赤がコウコズイ。オレンジが太田井。黄緑は溜池だが、これも7世紀後半のうちにはできているのでは。和泉平野部の、コウコウズイよりやや高い条里地割部を灌漑する。黒鳥のすごいのは中世文書があって、水色の溜池などが11世紀には存在していることがわかるところ。
◆16日の現地説明会はどうだったのだろう。
【追記】阪神タイガース、リーグ優勝。
2023年9月12日、久津川
◆11日月曜日。8日(金、教授会のため現場行かず)、23-2トレの壁オルソのマーカー測量で水準がおかしいというので、4トレンチ脇に打設した基準点測量をやり直すが、間違いはなかった。そうこうするうちに11時半くらいには降雨。午後も無理そうな予想のため、本日はそこまでとなる。13:30から史跡整備検討委員会の予定だったが、雨のため、現地はなくなり、城陽市役所にて会議。そのと職場に行って21時まで仕事。
◆で本日。1・2トレの平面図の実測が始まる。残る3トレンチの整形にかかる。深掘り部の北壁がオーバーハング状態で、土嚢を積んで養生。予定では南壁はそのまま土層をきれいにする予定であったが、こちらも土嚢を積んで壁が見えなくなる。トレンチの東西壁の土層の下部が見えないことになるが、それも致し方なし。午後、雲行きが怪しいが、もう1時間はできるかと思ったが、15時前に降雨となり、この日もこれで閉じることとなる。大雨。職場に向かう車のなかのラジオで、奈良市の大雨警報・洪水警報に続き、宇治市に大雨警報が出たことを知る。図面が終わるまで、また週末の現地説明会まで、なんとかもってほしいものです。
◆大阪公大は、木・金・土が和泉市合同調査になっており、土曜日の現地説明会を含めて、この3日間は参加できません。
◆で本日。1・2トレの平面図の実測が始まる。残る3トレンチの整形にかかる。深掘り部の北壁がオーバーハング状態で、土嚢を積んで養生。予定では南壁はそのまま土層をきれいにする予定であったが、こちらも土嚢を積んで壁が見えなくなる。トレンチの東西壁の土層の下部が見えないことになるが、それも致し方なし。午後、雲行きが怪しいが、もう1時間はできるかと思ったが、15時前に降雨となり、この日もこれで閉じることとなる。大雨。職場に向かう車のなかのラジオで、奈良市の大雨警報・洪水警報に続き、宇治市に大雨警報が出たことを知る。図面が終わるまで、また週末の現地説明会まで、なんとかもってほしいものです。
◆大阪公大は、木・金・土が和泉市合同調査になっており、土曜日の現地説明会を含めて、この3日間は参加できません。
2023年9月10日、新居関
◆そこから旧東海道沿いに戻る。海沿いのヘリを進み、汐見坂というところで段丘に上がり、少し行くと白須賀宿に到達する。手前に資料館があったので寄る。白須賀宿を抜けたところで、伊能忠敬の第4次測量の際の原点が明らかになった記念碑があるというので、立ち寄る。豊橋に入ると、ほぼ国道1号線が旧東海道を踏襲しているところも多いようである。
◆16時前に車を返却し、新快速で名古屋に出て、ひのとりで帰ってくる。19:30くらいか。ばたんと寝る。明日11時から久津川は図面に入るということだったので、画板を用意して出しておきながら車に積むのを忘れていたが、マイラー含め、それは明日、早朝に取りに行くことにする。
2023年9月3日、紀伊
◆R大の学院生が紀伊風土記の丘の企画展を見に行きたいというので、つ
きあうことになる。学生・ 院生4人とJR和歌山駅で待ち合せ、風土記の丘、そのあと来たことがないという者もいるので山登り(汗だく)、市博、そこからシャカノコシなどに向かうが、その前に、製塩遺跡で著名になった西庄がどんなところか見に行くことにする。で、それは車で通過し、この辺が西庄というくらいのものだが、海を見に行くことにする。沿岸が住友?の工場になっていて、その間が東西方向の緑地公園になっているので、その先の西側海岸をめざす。乗ったことはないが南海加太線があり、進んでいくと、磯ノ浦というところに到達。サーファーなどがうじゃうじゃいてビックリ。まだまだ夏ということに気づく。
◆17時前にJR和歌山駅で解散。
◆17時前にJR和歌山駅で解散。
2023年9月9日、豊橋5
◆で駒屋。こっちの運営はNPOのようで、これはこれで、敷地の奥に小間物屋やカフェなどがあり、楽しい。また実にさまざまなイベントを企画しているようで、月々の企画の案内がカ
◆それはともかく、駒屋奥の小間物屋は、雑貨屋というのか、二川宿のグッズショップで、店員さんとカミサンが長い話になる。ひとつは、
◆あと、豊橋といえば筆なんだそうです。高級筆の7割のシェアだとか。ところが実情は、筆の軸になる竹を扱う職人がほとんどいなくなっているわ、筆部の毛はイタチの毛とのことで、ほとんど中国に依存しているのだが、これが入ってこなくなっているのだそうです。これ。19世紀に殿さんが京都から職人を招聘し、下級武士に手に職をもたせるようにしたのが始まりだとか。
【追記】名物の味噌田楽。
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プロフィール
HN:
雲楽
年齢:
61
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。