人を幸せにする人になろう
- 日々の雑多な感想や記録を書き留めていくことにします―2008年6月~―
もう秋
◆こないだまで暑かったのに、寒いですね。リバティは寄付で運営、ピースは空襲に特化、なにわの海の時空館は廃止、センチュリーは民営化・・・。各論を横に置くわけにはいかないのではあるが、府市統合本部のUチューブを久しぶりに見たが(9月4日分)、総論的なところは正直共感もあるわけだ。右肩上がりの時代は終わり、官がなんでもやってきたことに対し、これから人口も減って税収もなくなるなかで、行政はどこまでを守備範囲とするか、という議論は必然。なんもかんもやれない。やらなければならないことをきちんと議論する、まんべんなく減らすのでなく、行政がやらんでもいいやろというものもあろう、そうした見直しがなされることは必然なのだ。
◆そう考える首長も多いだろうが、そこはやりたくてもできないことが多い。そのなかで、圧倒的支持を受けている橋下だからこそできる、という面が確かにある。みなそういう課題をかかえ、しかしそう簡単には切れない、あるいはあまり激変でもよくないのも確か。そういうなかで議論をふっかけ、言い返してきたところで納得できるものは存続する。そういう問いかけは悪いものではない、ず~とこのままあり続けられるという保証はないのである。やっぱり、よりいいものをという姿勢がなく漫然と続けているだけのところはあろう。また、これは守らなければという熱意のあるところは残りうる。そうでなければ畳まれる。むろんそれだけで決まるわけではないが。
◆寄付というのも、日本ではしんどいことであるが、悪いものではないかもしれないと思う。支える人が支えるというのも、オカミ任せであった日本にとって、これからは必要な形態ではと思う。オカミが面倒を見てやっているんだという意識が日本には強いが、社会は構成員が成り立たせるものであるということが定着するのは悪くない。
◆橋下君をどう考えるか。文化とか歴史にまったく無関心であるわけではない。必要だと考えている。だが、努力もしてねと。ちょっと近現代教育施設の問題は避けて通れず、譲れないのも確かだが、まだ一方的にダメだとは考えていない。あんなもんダメという構想ではあっても・・・(これは甘いか)。それはそれ、が総論は上記の通り、必要なことを他に先駆けてやっていると考えている。一方的な議論のふっかけ、はある。が、先のUチューブでの公開や、議事が活字にもなって公開されているのは、やっぱりいいことに違いない。事務方は大変だろうが、しかし勉強をして準備をして望む緊張感もある。堺屋太一はまあどうでもいいが、しかし上山氏などがちゃんと役所内での議論に関わりつつ、ちょっと視点を離した立場から注文をつけたり意見をいったりと、あれはあれでお飾りでなくちゃんと機能している。そうした姿は、地方議会など見に行ったことはないが、はるかにまっとうではないかと思う。もっと見えないところでモノゴトが決まっていっているのが、お役所というものであろう。
◆まあ、そんな風に思っています。そうそう書きたいことはこっから。そういう仕組みやジャッジがいまいちばん必要なのは国だろうということ。
◆そう考える首長も多いだろうが、そこはやりたくてもできないことが多い。そのなかで、圧倒的支持を受けている橋下だからこそできる、という面が確かにある。みなそういう課題をかかえ、しかしそう簡単には切れない、あるいはあまり激変でもよくないのも確か。そういうなかで議論をふっかけ、言い返してきたところで納得できるものは存続する。そういう問いかけは悪いものではない、ず~とこのままあり続けられるという保証はないのである。やっぱり、よりいいものをという姿勢がなく漫然と続けているだけのところはあろう。また、これは守らなければという熱意のあるところは残りうる。そうでなければ畳まれる。むろんそれだけで決まるわけではないが。
◆寄付というのも、日本ではしんどいことであるが、悪いものではないかもしれないと思う。支える人が支えるというのも、オカミ任せであった日本にとって、これからは必要な形態ではと思う。オカミが面倒を見てやっているんだという意識が日本には強いが、社会は構成員が成り立たせるものであるということが定着するのは悪くない。
◆橋下君をどう考えるか。文化とか歴史にまったく無関心であるわけではない。必要だと考えている。だが、努力もしてねと。ちょっと近現代教育施設の問題は避けて通れず、譲れないのも確かだが、まだ一方的にダメだとは考えていない。あんなもんダメという構想ではあっても・・・(これは甘いか)。それはそれ、が総論は上記の通り、必要なことを他に先駆けてやっていると考えている。一方的な議論のふっかけ、はある。が、先のUチューブでの公開や、議事が活字にもなって公開されているのは、やっぱりいいことに違いない。事務方は大変だろうが、しかし勉強をして準備をして望む緊張感もある。堺屋太一はまあどうでもいいが、しかし上山氏などがちゃんと役所内での議論に関わりつつ、ちょっと視点を離した立場から注文をつけたり意見をいったりと、あれはあれでお飾りでなくちゃんと機能している。そうした姿は、地方議会など見に行ったことはないが、はるかにまっとうではないかと思う。もっと見えないところでモノゴトが決まっていっているのが、お役所というものであろう。
◆まあ、そんな風に思っています。そうそう書きたいことはこっから。そういう仕組みやジャッジがいまいちばん必要なのは国だろうということ。
- << 雑用を片付けなければ前に進まん
- HOME
- 琉球弧 >>
プラグイン
カレンダー
カテゴリー
フリーエリア
最新コメント
最新記事
(02/05)
(02/05)
(01/27)
(01/16)
(01/13)
最新トラックバック
プロフィール
HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。