人を幸せにする人になろう

実教出版の高校日本史教科書と八重山

◆詳しくは『ヒストリア』12月号をお読み下さい。実教出版の問題で、教科書執筆者一同の見解という文書が歴史学会には届いていると思います。これを大阪の問題として取り上げましょうか、ということになり、書く人もいないし、わたしが書きました。
◆実教の問題ばかりでなく、学習指導要領、大阪府市の条例、最高裁の判例、そして八重山の問題。教科書検定基準の改正とか、もっとも大きくは教育委員会制度の転換まで、長くなりました・・・。
◆教育委員会制度の話。合議を旨とする教育委員会が教育行政における権限を取り上げられる。形だけ残す案はどうなるのだろうか。でも同じコト。A案であれB案であれ、教育長が首長の任命になると。まあ、いまだって教育委員を任命するのは首長であって、教育委員が教育委員長と教育長を選ぶといっても、実質的には教育長になるやつは決まっているわけだから、同じことではあるのですが。しかしいまは、そうではあっても必ずしも教育長の思惑通りには決定できない仕組み。が、法律改正で、明確に首長ないし教育長が権限者となり、教育委員の制度は残すもののご意見番になりさがれば、その先は・・・。八重山地区の石垣市の教育長みたいなやつの意向で教科書も決まっていくんでしょう。つくる会系のが一躍40%くらいになるかもしれませんよ。
◆それくらいの教育委員会制度の大転換が、年が明ければ法改正で決められようとしているのがイマ、ということだ。

プラグイン

カレンダー

01 2025/02 03
S M T W T F S
1
2 3 4 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28

カテゴリー

フリーエリア

最新コメント

最新トラックバック

プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

バーコード

ブログ内検索