人を幸せにする人になろう
- 日々の雑多な感想や記録を書き留めていくことにします―2008年6月~―
御墓山古墳
◆伊賀上野に行き、御墓山古墳を見る。前の科研の時に、澤田さんと訪ねたのが2回目で、今回は3回目か。新し
く看板ができ、付近の道路にも道案内がある。何よりも古墳の草刈りなどの手入れが、以前からするとダンチになされており、墳丘が実によく観察できるようになっていることに驚く。そして実に残りがよい。
◆前はもっと樹木も繁茂していて、縦断するような見学路はあっても、あんまり墳丘各所に入っていけないような、あるいは入っていく気がしないような状態だったと思うが、非常にスッキリしている。2段築成は明らかな間違いで、後円部の背後を含めて3段築成である。下段の葺石が溜め池の斜面に露出している。![5464b9a1.JPG](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/9b81cb9acec3d207b2fd2f606e86b648/1310953026?w=150&h=112)
◆伊賀上野の教育委員会も力を入れているのか、そして地元における草刈りなどの管理がされるようになったと思われる
。ここ5年くらいのようであるが、いや~、見応えがあります。5世紀前半になっていたが、たぶんやっぱり4世紀後半でしょうね。伊賀盆地がここで狭まり、少し行けば近江への入り口となる柘植だし、その先は伊勢の平野まで狭隘な谷部となる。佐紀段階の交通路を押さえるあり方の典型的なひとつになろう。
◆前はもっと樹木も繁茂していて、縦断するような見学路はあっても、あんまり墳丘各所に入っていけないような、あるいは入っていく気がしないような状態だったと思うが、非常にスッキリしている。2段築成は明らかな間違いで、後円部の背後を含めて3段築成である。下段の葺石が溜め池の斜面に露出している。
◆伊賀上野の教育委員会も力を入れているのか、そして地元における草刈りなどの管理がされるようになったと思われる
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プロフィール
HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。