人を幸せにする人になろう

放散虫ラジオラリア

◆理学部の八尾先生が著名で、全国に弟子がいる。が、いまの理学部は継承していない。先生の専門によって入れ替わっていく世界。で、資料コレクションがあるが、あとの人間にとっては邪魔。これが大学の資料の現実。受け皿としての博物館があればいいが、そうでないところでは外の博物館等に一括寄贈されてしまう。三木茂の植物標本もそうである。
◆しかし八尾先生の仕事は、学生等も博物館の展示で考えており、それやったら模型が提供できる ので、ならべようと。目に見えないくらいちっちゃいのだが、それをCTスキャンでデータを取り、拡大して3Dプリンターで模型を作るのである。その第1人者が実はカミさんなのである。既にいっぱいあるのだが、「作ったるで」と快諾してくれた。
◆大峰などの山にはこの放散虫の固まりであるチャート層があり、本になっている。前に、八尾先生の弟子である『石の考古学』の著者からいただいたもの。で、それを取りだしてきてパラパラと。一般向けに書いた本であるが、なかなか地質の話は難しい。図も難しい。咀嚼し、誰でもわかるようにするのも難しいですね。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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