人を幸せにする人になろう

教授会で

◆いずこも同じ国公立前期の合否判定の教授会。資料が配られる。定員は125名。入学手続き辞退者 も数名はいるので、何名か多く取るわけだが、そのあたりの合否のまさにボーダーのところは、総点が0.1点差とか0.2点差とかだったりする。それでもって当落が決まっていく。
◆今年、採点しながらその風景を見ていて、前にも紹介した新聞記事を思い出していた。これだけの教員が採点にかかわり、時に例えば国語の問題を作成した国文の先生と、この回答だったら部分点がどれくらいか(むろん目安は示されている)とか心配し、もちろん、それぞれ部分を担当する教員は同一基準で点をつけることに気を配りと、そうして採点を積み上げて比較する、なんと地味ながら手堅い評価かと。2~3名の面接官で人間性をみる、といったことの危うさに比べ、どれだけ客観的か、ということを改めて思った。
◆で、本題は別。娘のことを考えていたわけです。どうも前期は力を十分発揮できなかったようなので、第1志望は厳しいと覚悟している。彼女の受けたところを含め、いずこの国公立大学でも、昨日か今日かの違いはあれ、教授会が開かれ、合格者を決定しているわけです。そして10日の月曜に発表になる。資料の総点の微差をみながら、そんな感慨にふけってました。
[写真]去年の文学部の桜。サクラは咲くか散るか・・・。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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