人を幸せにする人になろう
- 日々の雑多な感想や記録を書き留めていくことにします―2008年6月~―
都道府県
◆文化財の世界の話。遺跡をかかえるのは市町村。市町村の文化財職員の助けをするのが都道府県の役割だろう。例えば、重要な遺跡が見つかった場合どうするか。よくわかっていないが、例えば京田辺市で新規の大型前方後円墳が見つかり、市の職員が頑張り、京都府も応援して、綴喜古墳群として国指定になり保存された。あるいは、やらなきゃいけない発掘があり、記録保存の措置として整理され報告されなければならない。が、なんとか発掘経費を出してもらうのが精いっぱいで、整理・報告の目途がない場合も少なくない。一方の都道府県の発掘調査は、公共事業関係で、規模も大きく、整理費もちゃんと計上され、報告書が積みあがる(異業種ともいわれている)。そうはいかない市町村の発掘調査について、一定の整理や公表を進める支援を考えるのも、都道府県の仕事だろう。
◆市町村の差は大きい。文化財への理解も、首長・役所の体質で大きく異なる。しかし、開発計画に対し、なんとか必要な調査を確保する、それをその先どう整理するのかという恒常的な課題があり、時には重要な遺跡が見つかり、何とか残せないのかという事態も生じる。そういう市町村職員のしんどさに、寄り添う都道府県であってほしいもの。
◆市町村の差は大きい。文化財への理解も、首長・役所の体質で大きく異なる。しかし、開発計画に対し、なんとか必要な調査を確保する、それをその先どう整理するのかという恒常的な課題があり、時には重要な遺跡が見つかり、何とか残せないのかという事態も生じる。そういう市町村職員のしんどさに、寄り添う都道府県であってほしいもの。
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プロフィール
HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。