人を幸せにする人になろう
- 日々の雑多な感想や記録を書き留めていくことにします―2008年6月~―
陵墓の会議
◆2月12日、京都で夕刻から運営会議。メインテーマは、立入り観察の今後。いろんな意見が出た。まあ、じっくりとやりましょう。大阪歴科協で陵墓の話を前にしたが、その後、15学協会の勉強会で百舌古墳群の取り組みを報告する機会があった。歴科協に原稿を書くことになっており、歴科協の時の話の一部を盛り込みつつ、15学協会で報告した話を盛り込んで書ければと思ってはいるが、なかなか筆も進まず。どうなってますかとの問い合わせも。なんとか書き上げたいのですが、少々、時間が必要か。
◆今日の議論は、前からも出ていることで、団体行動としての立入りは、その要請から実現、ここまでの実施そのものに、むろん新たな進展としての意義が大いにあったわけだ。が、一方で、宮内庁は内規を改め、学術目的の要請に対し、立入りを認めたわけで、それにしたがって、参加学会単位であれ、そこに集う研究者個々であっても、同じように扉は開かれている。内規にしたがって、学術目的でいろんな個人や団体が、それぞれの問題意識で、所蔵資料の資料調査をするように、対象は現場というだけで、どんどん活発にやり、当たり前のようになることが望ましい。団体行動をどこまでやるのがよいのか、という議論。
◆個々の立入りが活発化すること、それは陵墓公開の実質的な前進であり、定着していくことが望まれる。が、いまはまだ団体行動で6回?くらいの実績を作った程度、他団体の立入り実績はむろんわからないが、さほど多くないだろう。だから、団体行動も、まだ当面やっていく必要があるんちゃうかと思っている。これもひとつの意見。一方、基本的な方向性は、道筋はできたし、あとはそれぞれでやっていけばよく、いましばらくはやるとしても、団体行動としての立入りは収束させていくというのもわかる。また、一定の立入り観察蓄積を経て、新たなステージをめざしていくという考え方もある。
◆まあ、あまり性急ではアカンし、人にはいろいろ考え方もあるし。あくまで任意の団体行動であって、こうでなければならん、というコンクリートなものがあるものでもない。陵墓の保存と公開を進めていくという緩やかな合意で参集しているわけで、その目的のために束で動くことの有効性を認め合う範囲で協調行動を取りましょう、くらいでよいわけだ。ただ、その場合でも、学会の論理だけでもないようにも思う。いまは学術目的の場合という条件下で、実際に立ち入れるのは限られた側だ。が、内部はどんなんか、知りたい層はもっと広範にいるわけで、それをつなぐ役割もまた意識した方がいいのではないかと思っている。
◆今日の議論は、前からも出ていることで、団体行動としての立入りは、その要請から実現、ここまでの実施そのものに、むろん新たな進展としての意義が大いにあったわけだ。が、一方で、宮内庁は内規を改め、学術目的の要請に対し、立入りを認めたわけで、それにしたがって、参加学会単位であれ、そこに集う研究者個々であっても、同じように扉は開かれている。内規にしたがって、学術目的でいろんな個人や団体が、それぞれの問題意識で、所蔵資料の資料調査をするように、対象は現場というだけで、どんどん活発にやり、当たり前のようになることが望ましい。団体行動をどこまでやるのがよいのか、という議論。
◆個々の立入りが活発化すること、それは陵墓公開の実質的な前進であり、定着していくことが望まれる。が、いまはまだ団体行動で6回?くらいの実績を作った程度、他団体の立入り実績はむろんわからないが、さほど多くないだろう。だから、団体行動も、まだ当面やっていく必要があるんちゃうかと思っている。これもひとつの意見。一方、基本的な方向性は、道筋はできたし、あとはそれぞれでやっていけばよく、いましばらくはやるとしても、団体行動としての立入りは収束させていくというのもわかる。また、一定の立入り観察蓄積を経て、新たなステージをめざしていくという考え方もある。
◆まあ、あまり性急ではアカンし、人にはいろいろ考え方もあるし。あくまで任意の団体行動であって、こうでなければならん、というコンクリートなものがあるものでもない。陵墓の保存と公開を進めていくという緩やかな合意で参集しているわけで、その目的のために束で動くことの有効性を認め合う範囲で協調行動を取りましょう、くらいでよいわけだ。ただ、その場合でも、学会の論理だけでもないようにも思う。いまは学術目的の場合という条件下で、実際に立ち入れるのは限られた側だ。が、内部はどんなんか、知りたい層はもっと広範にいるわけで、それをつなぐ役割もまた意識した方がいいのではないかと思っている。
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プロフィール
HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。