人を幸せにする人になろう

12月14日は千足の現場

◆岡山千足古墳の発掘調査を見せていただく。朝、すこし遅れたが、10時前に岡山駅に降り立つ。塚口義信先生から、高島町の継体シンポの資料が送られてきたので、車中、それを読んでいた。
◆10月のレキハク以来の千足。墳丘裾部にトレンチが入り、数mの周溝がめぐっているのがとらえられていた。埴輪もけっこう出土しているようだ。丘陵を利用して築造するが、削り離し、ではなく、丘陵上に周溝がめぐる。ただし、もしかして段々になっているのでは、とのこと。造山古墳群、金蔵山古墳、岡山城、それに縄文の貝塚など、対応しなければならない対象に対し、一所懸命取り組んでおられる様子に感銘をおぼえる。造山古墳群についても、順次、陪冢の確認調査を進めては、追加して、一定の整備を続けていくとのこと。そして造山本体も視野に入っている。
◆史跡の範囲は、ほんとに墳丘の現状裾でしかなく、墳端・周濠など附帯するもの、保護すべき範囲を定めていく作業を続けていくとのことである。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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