人を幸せにする人になろう

2012年11月9日~11日、教室旅行(南紀)

◆金土日と2泊3日の教室旅行。8時天王寺駅集合なので、久しぶりに高井田から大和路線に乗る。8:30予定通り出発。20121112101858.jpgcd3305ff.JPG
◆湯浅10時過ぎに到着。バスから降り立つと、醤油の香りが漂ってくる。湯浅は初めて。2006年伝建選定。町の担当の方とボランティアさんに案内いただく。そちこちで修理の工事もやっている。金山寺味噌(もとは中国の径山寺味噌で鎌倉時代に伝えられる)は知っていたが、それが醤油のモトになったのだという。大豆50%(岡山)と小麦50%(岐阜)の濃口醤油(塩は瀬戸内)、日本の醤油のふるさと、であるらしい。。
◆その前の湯浅氏という強力な集団がいたそうだ。醤油屋は最盛期には92軒、だが、近代以降、減少を続け、いまや古来の方法による操業を続けているのはわずか。全体が二班に分かれ説明を聞いたあと、昼飯を含めた自由行動となり、海の方も含めて歩き回る。駅前が集合なので、全体としてはそちらに移動していき、しらす丼を食べる。08b4ce06.JPG
◆かなりさびれていることは否めないが、いま残る町並みを再生していこう5462c801.JPGと、取り組みが始まったところ、という印象を受けた。古い家屋のところが、みな、その家?にある古いモノを表にディスプレイしている。おばさんが魚を焼いていたりするのもいい。醤油という、ほかにはない材料がある。近世期の最盛期の様子も、もっともっと伝えられるだろうし、近傍を含めて、いろんな商売人や文化人などが輩出している地域であり、ネタにはコト欠かないように思う。醤油造り、江戸期の町並みが軸ではあるが、有田における湯浅という地域の、さらに古くからの歴史も大きな魅力がある。
◆なかなか魅力的なところだ。町並み部分に飲食店が少ない。そのうちできてくるか。和歌山大学の学生が作成した「つれもて食べよう!しらす丼」のリーフレットもよくできている。
 

プラグイン

カレンダー

01 2025/02 03
S M T W T F S
1
2 3 4 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28

カテゴリー

フリーエリア

最新コメント

最新トラックバック

プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

バーコード

ブログ内検索